修禅寺【伊豆市】


修禅寺(2015年7月21日)

観光名所
又は、
スポット名
修禅寺(しゅぜんじ)
地域 静岡県 伊豆地方
住所 静岡県伊豆市修善寺964
トイレ 有り(参拝者用境内トイレ)
駐車場 無し(周辺に有料駐車場有り)
交通アクセス 修善寺温泉へのアクセス|伊豆市観光協会修善寺支部
備考 寺院の境内地という神聖な場所でもあります。
節度ある行動を心掛けましょう。
※記載情報が古い場合がございます。予めご了承ください。

一口メモ
・西暦807年に、弘法大師が創建したと伝わる「修禅寺」は、伊豆市修善寺の温泉街の中に鎮座しています。

(参考Webページ)修禅寺|Wikipedia(https://ja.wikipedia.org>wiki>修禅寺)

静岡県伊豆市の位置図
Google map

「修禅寺(しゅぜんじ)」は、足湯として知られている「独鈷(とっこ)の湯」がある温泉街の中に位置しています。

所在地は、静岡県伊豆市の「修善寺」にあり、お寺の名称は「修禅寺」。どちらも「しゅぜんじ」と読みます。
     
その歴史は古くて、西暦807年に空海(弘法大師)が、創建(そうけん)したと伝わります。
  
当時は周辺の地名が桂谷(けいこく)であったことから、桂谷山寺(けいこくさんじ)と言われていたようですが、鎌倉時代に入ってから「修禅寺」と呼ばれるようなりました。

山号は福地山で正式名称は「福地山修禅萬安禅寺(ふくちざん しゅぜんばんなんぜんじ)」。略して福地山「修禅寺」と呼んでいます。

修禅寺の看板標識(2015年7月21日)

伊豆地方を代表する温泉地のひとつ「修善寺温泉街」が周辺環境にあり、「修禅寺」という知名度もあることから、訪れるたびに参拝者の姿がある境内風景です。

「修禅寺」は、伊豆市を代表する観光名所のひとつです。
修禅寺の御本堂へと向かう参道付近(2015年7月21日)


こちらは、2014年に改修工事が完了した修禅寺の「山門」です。

余談ですが、山門とは寺院の正門のことをいいます。
この「山」というのは、かつての寺院が、一般的に建てられていた場所に由来しています。
その場所とは山の上です。その為、山号を付けて呼ぶのはその名残りでもあります。
ちなみに、こちら「修禅寺」の山号は「福地山」です。
2014年に改修工事が完了した修禅寺の「山門」(2015年7月21日)

そして、本堂へと続く参道風景です。

伊豆の小京都と称され、風情感じる地「修善寺」に、「修禅寺」は鎮座しています。
修禅寺の御本堂へと続く参道風景(2015年7月21日)

修禅寺の手水舎(※1)にて、柄杓(※2)で掬(すく)ったら、暖かいお湯でした。
(※1)手水舎(ちょうずや、ちょうずしゃ:参拝者が手を洗い、口をすすいで身を清めるための場所)
(※2)柄杓(ひしゃく:水をすくう道具)

さすがは温泉の街「修善寺」です。
修禅寺の手水舎(2015年7月21日)


桂谷霊泉「大師の湯」とあります。

伊豆半島で最も歴史があると云われる修善寺温泉。弘法大師が湯を湧出させた伝説が残っています。

その伝説とは、

「弘法大師が修善寺を訪れた時のこと。桂川で病んだ父の体を洗う少年を見つけました」
     ↓
「その光景に感心した弘法大師が、独鈷杵(※1)にて、川中の岩を打ち砕いて霊泉を噴出させました」
(※1)独鈷杵(とっこしょ:仏具の一つで槍状の刃が柄の上と下に一つずつ付いたもの)
     ↓
「その湯につかった父は、病が完治したといいます」
     ↓
「それから、この地に温泉療養が広まり、修善寺の温泉が始まったと伝わります」
修禅寺の桂谷霊泉「大師の湯」(2015年7月21日)


そして、こちらが御本堂です。

現在の御本堂は、明治16年(1883年)に再建され、平成19年(2007年)には、開創1200年祭が行われました。

まずは、心を込めてお参りをしています。
修禅寺の御本堂(2015年7月21日)

境内(※1)風景(その1)です。
(※1)境内(けいだい:神社仏閣の敷地)

こちらは境内参拝者用のトイレです。
修禅寺の境内トイレ(2015年7月21日)


境内の風景(その2)です。

宝物殿(修善寺に伝わる絵巻や仏像などが展示されています)。

(参考Webページ)修禅寺 宝物殿・瑞宝蔵|伊豆市観光情報(http://kanko.city.izu.shizuoka.jp/form1.html?pid=2303)
修禅寺の宝物殿(修善寺に伝わる絵巻や仏像などが展示されています)(2015年7月21日)


こちらは、境内にある鐘。
修禅寺の境内にある鐘(2015年7月21日)


(修禅寺は、温泉街の中に位置していることもあってか、訪れたこの日も観光客の人たちが多かったです)
そして、弘法大師像です。

「弘法筆を選ばず」の諺(ことわざ)がありますが、弘法大師は書の達人でもありました。
達人も時には失敗するたとえとして「弘法にも筆の誤り」もありますね。
修禅寺に鎮座する弘法大師像(2015年7月21日)

ここから4つは、
修禅寺、そして、独鈷の湯(とっこのゆ)付近の早咲きの桜景色をお伝えします。

修禅寺境内の早咲き桜からお伝えします。
修禅寺の早咲き桜1(2023年 3月22日)


同じ桜を別角度からもう一つ。
訪れたこの日、
境内の桜は見頃過ぎの感じがしましたが、こちらの早咲き桜は見頃ど真ん中の花景色でした。
修禅寺の早咲き桜2(2023年 3月22日)


続いては修禅寺から少し離れますが、独鈷の湯付近の早咲きの桜です。
独鈷の湯付近の早咲きの桜1(2023年 3月22日)


同じ桜を別角度からもう一つ。
訪れたこの日、修善寺温泉街の早咲き桜は全体的には見頃過ぎの感じがしました。が、こちらの早咲き桜は見頃ど真ん中の花景色でした。
独鈷の湯付近の早咲きの桜2(2023年 3月22日)


駐車場は、周辺にある有料駐車場に駐車してから、こちら修禅寺へと参拝に向かいました。

寺院の境内地という神聖な場所でもあります。
節度ある行動をお願いします。