土肥達磨寺【伊豆市】
観光名所 又は、 スポット名 |
土肥達磨寺(といだるまでら) |
地域 | 静岡県 伊豆地方 |
住所 | 静岡県伊豆市小下田463-1 |
拝観料 | 有料( 土肥達磨寺│伊豆市 観光情報 特設サイト│伊豆市役所 ) |
駐車場 | 有り(参拝者用駐車場) |
交通アクセス | 土肥達磨寺|伊豆市観光情報 |
備考 |
寺院の境内地という神聖な場所でもあります。 節度ある行動を心掛けましょう。 |
一口メモ
・達磨大師座像としては日本一の大きさをもつ(お寺の御本尊になっている)「不死身達磨大師像」が本堂内に建立されています。
・「健康祈願」などのキーワードがたくさんつまっているお寺です。
・「健康祈願」などのキーワードがたくさんつまっているお寺です。

Google map
静岡県伊豆市の富士見山達磨寺(土肥達磨寺)は、(通称「ダルマ寺」として名高い)京都市上京区の法輪寺(※1)を本山とし、その分院として、この地に建立されました。
(※1)法輪寺(ほうりんじ:1727年(享保12年)開山)
土肥達磨寺は、土肥(とい)港フェリー乗り場(駿河湾フェリー)から国道136号線を南(南伊豆)方面に向かって7km程の距離にあります。
「だるま寺」の大きな看板が、国道136号線沿いの目に留まるところに立っていますよ。
そして、御本尊(※1)として、「不死身達磨大師像」が本堂内に建立されています。
(※1)御本尊(礼拝、信仰の対象として最も大切に扱われること)
「不死身達磨大師像」は、達磨大師座像としては日本一の大きさ(座高約5m、重量約3t)です。
まずは、参拝者用駐車場の風景からお伝えしていきます。
日本一の大ダルマと書いてありますね。
不死身達磨大使像は、座高の高さが5mもあり、室内の達磨座像では、日本一大きい達磨大使像です。
(不死身達磨大使像のことは後述しています)
こちらは、拝観料500円をお支払いした際に頂いた(達磨大師の座像が鎮座する本堂に入る)チケットと線香です。
そこで、香炉に線香をたて、達磨大師象へ心を込めてお参りをしています。

なかなか実践するのは難しいですが、入場チケットに書かれていた言葉です。
「気」きはながく
「心」こころはまるく
「腹」はらをたてずに
「人」ひとはおおきく
「吾」おのれはちいさく

そしてこちらが、日本一大きい達磨大使坐像です。
高さ5m。そして、重さは3tもあります。
左下にある太鼓が小さく見えますね。
日本一と聞くと、それだけで、ご利益がありそうです。
こちらは、別の日に訪れた際の達磨大使坐像です。

続いては、こちらの絵なのですが、すべて一字一字お経で書かれているんです。
お寺の方のご説明によると、数年(たしか3年)をかけて、しかも、お一人で書き上げたそうです。
近くで見ると、このような感じです。
確かに一字一字。書かれています。
これは、かなり根気のいる作業です。

こちらは「五色だるまさん(※1)」です。
(※1)五色だるまさん(五色願懸け達磨:宇宙創世発展の5大要素(地・水・火・風・空・識)を五色に表した達磨)
達磨大使坐像に「南無達磨娑婆詞(なむだもそわか)」と3回唱えてお参りし、開運札に願い事をひとつ書いて「五色だるまさん」に貼り付けると願いが叶うのだとか。
ちなみに、「娑婆詞(そわか)」を辞書で調べたら「仏語で、円満や成就などと訳す」とのことでした。
開運札は1枚100円(2017年5月8日時点)。

続いては、こちらのお寺で販売されている京ダルマの数々です。
健康祈願の為に、多くの人がこちらへ訪れています。
そのなかには著名な芸能人も。
ダルマだけではなく、勝守りや夫婦円満などのお守りも販売していました。
それからミニダルマも。

こちらは、健康祈願の為に自身の気になる箇所(達磨大師像の箇所)をなでる「不死身なで達磨大師像」です。
・輪をくぐってから、
↓
・達磨大師像の体の中で、健康で気になる箇所の部分をなでる。
↓
・鐘を鳴らす。
↓
・輪をくぐらないで出る。
と、お参りして来ました(2017年5月8日)。
ちなみに、参拝の仕方を、お寺の方々が丁寧にご説明してくれました。

達磨大師像隣りのこちらの鐘を鳴らし、輪をくぐらないで出ます。
ここからは、ご本堂の外の境内地風景をお伝えします。
まずは、投げ皿祈祷 (一皿300円)。
(こちらは例です)
「皿(さら)ば、貧乏」
「皿(さら)ば、病い」
「皿(さら)ば、ストレス」等々。
なるほど、うまいゴロ合わせです。
300円を納めてから、おサラばしたい悩みなどをお皿に書きます。
※写真に写っていませんが、右側にマジックやエンピツなどがありますよ。
そしてこちらの「達磨赤石」に「思い(願い)を込めて」。
「投げ皿」をぶつける!
思わず最後に感謝の意を込めて一礼していました。
そして念には念を入れて、もう一度「ストレスからおさらばしたい」と心を込めてお願いして来ました。
続いてこちらは「水かけだるま像」です。
このお水は、飲まないで下さいと書いてありますよ。
水かけだるま
痛い処(ところ)、患っている処にお水をかけて下さい。
頭からかけて智恵だるまさん
気になる処を洗いながして下さい
こちらも健康祈願の「立ち達磨大師像」です。
立ち達磨大師
インドから中国少林山まで歩いたと言われている。
足とひざをさすって下さい。
健康祈願です。
合掌
土肥達磨寺は「健康祈願」などのキーワードがたくさんつまっているお寺です。
土肥達磨寺は、山号(※1)を富士見山といいます。
そして、山号の富士見を不死身とかけて「健康祈願、病気平癒」に御利益(ごりやく)があるお寺「健康寺」とも呼ばれています。
(※1)山号(さんごう:寺院の名称の上に付ける称号)
「病は気から」のことわざのように「前向きに」考えることが良い方向につながることも。あるかもしれません。
土肥達磨寺は、健康祈願の要素がいっぱい詰まった境内風景で、その御利益を求めて、多くの人が訪れている伊豆市を代表するお寺のひとつです。
そしてこちらは、正面の山門です。
参道階段の右側にも「だるま寺」のぼり旗が。
そして、山門をくぐった境内でも、だるま一色の境内風景です。

寺院の境内地という神聖な場所でもあります。
節度ある行動をお願いします。