浄蓮の滝【伊豆市】
観光名所 又は、 スポット名 |
浄蓮の滝(じょうれんのたき) |
地域 | 静岡県 伊豆地方 |
住所 | 静岡県伊豆市湯ヶ島 |
入場料 | 無料 |
トイレ | 有り |
駐車場 | 有り |
交通アクセス | 交通アクセス|浄蓮の滝観光センター |
一口メモ
・夏休みの行楽シーズンなど多くの人たちが訪れる静岡県定番の滝スポットです。
(参考Webページ)伊豆市観光ホームページ(浄蓮の滝観光センターの紹介)http://kanko.city.izu.shizuoka.jp/form1.html?c1=7&c2=1&aid=4&pid=2364
Google map
「日本の滝100選」に選ばれている静岡県伊豆市湯ヶ島にある県内観光名所「浄蓮の滝(じょうれんのたき)」。夏休みや秋の行楽シーズンなどは、いつも以上にたくさんの観光客で賑わいます。
数年前のことですが、夏休みシーズンに浄蓮の滝へと訪れた際に、伊豆半島の各観光地へと向かうたくさんのクルマの列が、浄蓮の滝へと向かう下田街道(国道136号線~国道414号線)においても長蛇の列となり、大渋滞となっていました。
その為、いっこうに前に進まず。という体験をしました。
あの時は、尋常ではない混雑ぶりに、だいぶ参りました。
ただただ疲れた記憶しかありません。
行楽シーズンなどは、交通渋滞や駐車場の混雑が予想されます。
あらかじめ時間に余裕を持った計画をおススメします。
それではまず、駐車場の風景からお伝えします。
訪れたこの日は、観光客の人たちは多かったのですが、駐車場の空きスペースは、まだかなり余裕がありました。
(2015年7月21日)
こちらは、トイレです。
(2016年2月16日)
続いては、(駐車場にある)浄蓮の滝への入口付近に立つ「伊豆の踊子(おどりこ)像」です。
ちなみに、伊豆の踊子は、(川端康成の短編小説で)川端康成が19歳頃に伊豆を旅した実体験が元になっています。
伊豆の踊子のざっくりなあらすじは、伊豆へと旅に出た青年が、旅芸人の一行にいた踊子の少女に恋心を抱き、そして、その彼女との別れまでの物語です。
(参考Webページ)伊豆の踊子|Wikipedia(ja.wikipedia.org/wiki/伊豆の踊子) (2015年7月21日)
追記:ご参考として、浄蓮の滝に展望デッキが出来ています。
(参考webページ)浄蓮の滝観光センター(https://www.j-taki.com/)
それでは、「浄蓮の滝」へと向かいます。
滝を眺めるためには、駐車場から階段を下りて行きます。
急傾斜の階段が比較的多いので、 手すりを設置してくれあります。
そして、階段をしばらく下りて行くと、
(2015年7月21日)
滝が見えて来ました。
(2015年7月21日)
そして、下に見えるのは、わさびの葉っぱです。
伊豆地方は、わさび栽培の産地として有名です。
(参考Webページ)わさび栽培の歴史|伊豆市 観光情報 特設サイト(http://kanko.city.izu.shizuoka.jp/form1.html?c1=4&pid=2434)
ちなみに、伊豆市は市民の花を「わさび」としています。
「わさび」は、まさに市のシンボル的な存在です。
(2015年7月21日)
鱒(ます)は、キレイな水を好むといいます。
「浄蓮の滝」の水は、鱒にとっても最適な場所のようです。
(参考Webページ)天城国際鱒釣場|伊豆市観光情報(http://kanko.city.izu.shizuoka.jp/form1.html?pid=3054) (2015年7月21日)
流れ落ちる滝の音は、涼しさ感じる夏定番の風景ですね。
そして、勢い良く流れ落ちていた「浄蓮の滝」は夏の涼を楽しむ伊豆定番のスポットです。
(2015年7月21日)
渓流の流れも涼しさ感じる風景としてお伝えします。
(2015年7月21日)
落差約25m。そして、滝幅約7mの「浄蓮の滝」は、勢いよく流れ落ちていた滝です。
お近くにお越しの際には、ぜひ一度。
(2015年7月21日)
浄蓮の滝には、その滝壺に女郎蜘蛛(じょろうぐも)の精が棲むという伝説があります。
その伝説とは、
(ざっくりとしたご説明ですが)
「その昔、きこりが、ナタを滝壺の中に落としてしまいます」
↓
「すると美しい女性が、きこりの落としたナタを持って現れたのです」
↓
「その際に、ナタを返すかわりに、その女性の姿を見たことを公言しない。との約束を交わします」
↓
「しかし、ある日のこと、酔った勢いで話してしまったのです」
↓
「すると、きこりは深い眠りについてしまったといいます」
↓
「浄蓮の滝の主は女郎蜘蛛だったのです」(最後は、まんが日本昔ばなしから引用)
それから、滝の名称は、かつて滝付近に鎮座していた「浄蓮寺」に由来します。
もしも、伊豆半島を4つのエリア(東、南、西、中伊豆)に分けた場合に、「浄蓮の滝」は中伊豆あたりに位置しています。
ちなみに、「浄蓮の滝(じょうれんのたき)」が所在するこちら伊豆市は、修善寺町、土肥町、天城湯ヶ島町、中伊豆町の4町が合併して、2004年(平成16年)4月1日より、新たなスタートを切りました。
ご紹介ついでにもうひとつ。
滝をつくっている崖に切れ目のような岩があります。
これは、約1万7千年前の鉢窪山(はちくぼやま)噴火の際に、流出した溶岩流が冷え固まるときにできた柱状節理(※1)です。
(※1)柱状節理(ちゅうじょうせつり:規則的な柱状の割れ目)
(2015年7月21日)
今回は、浄蓮の滝をお伝えしました。