寸又峡・夢の吊橋、紅葉【川根本町】


寸又峡(夢の吊り橋)の紅葉(2016年11月18日)
(携帯の設定が違ったのか、ダム湖水面の色が実際に感じた印象は、これより少しだけ青みがかった色でした。)

観光名所
又は、
スポット名
寸又峡(すまたきょう)、夢の吊り橋からの紅葉(こうよう)
地域 静岡県 中部地方
住所 静岡県榛原郡川根本町千頭(寸又峡)付近
例年時期 11月中旬(下旬)
入場料 環境美化の協力金(募金)
トイレ 有り(駐車場側にありました)
駐車場 有り(有料)
交通アクセス アクセス | 大井川鐵道
※記載情報が古い場合がございます。予めご了承ください。

一口メモ
・美肌効果があるといわれる硫黄泉の温泉「美女づくりの湯」寸又峡温泉があります。
美女づくりの湯│ハローナビしずおか 静岡県観光情報

(参考Webページ)川根本町観光協会(https://www.okuooi.gr.jp/)

静岡県川根本町の位置図
Google map

訪れたこの日は、見頃を迎えていた寸又峡の紅葉景色でした。

道中に「夢の吊橋」と「飛龍橋」の両橋が架っている「プロムナードコース」とネーミングされた散策道があります。

その散歩道から見渡した山々の光景は、どの山肌もキレイに色付きを見せていました。
(まさに、見頃ど真ん中の紅葉景色でした)

そして、2時間以上掛けてプロムナードコースを1周。トロトロと歩いています。

本格的な冬に向かって木々が色付きを見せる紅葉時期には、いつも以上に大勢の人たちが訪れる静岡県内定番の紅葉名所です。

それから、夢の吊橋を渡りきった後に304段の急階段があります(後述しています)。
けっこうハードな階段なので、心して歩いて下さい。

また、夢の吊橋は、混雑時は一方通行となります。
(もしもその時は、一旦渡ると引き返せないので、ご注意!ください)


今回は、駐車場を出てから、↓コチラの矢印ルートにて散策をしています。
寸又峡(夢の吊り橋)の現地案内図(歩いたルートを矢印で示しています)(2016年11月18日)


まずこちらが、寸又峡プロムナード(1周:約90分)入口付近の風景です。
環境美化の協力金(募金)を気持ち納めてから、夢の吊り橋方向へと向かって、スタートを切っています。
寸又峡(夢の吊り橋)の紅葉:寸又峡プロムナードのスタート地点の風景(2016年11月18日)


ちなみに、足腰の弱い方々やご高齢の方々の為に、ゴルフカート(?)らしきものが走っていましたよ。

もしも、必要な方は、一度現地の方にご相談してみて下さい。
ちなみに、(下記表示看板より、)ここから夢の吊橋まで1.4kmで、そして、飛龍橋までは1.8kmの道のりです。

はじめしばらくは、平坦な道が続きます。
寸又峡(夢の吊り橋)の紅葉:夢の吊り橋への道のりの様子(途中にあったトイレ(便所)含む)と、貸し杖(2016年11月18日)


そして途中に、程よく色付いていた山肌を眺めながら歩き進めています。
寸又峡(夢の吊り橋)の紅葉:山肌の色づき(紅葉)(2016年11月18日)


続いては、こちらのトンネルを歩いて行きますよ。
トンネル内は、暗がりのところがあるので、お気をつけ下さい。

そしてトンネルを抜け「夢の吊橋まで250m」の看板付近から一気に下り坂になります。
夢の吊り橋へと向かう途中にあるトンネル(暗い)(2016年11月18日)


そして、これから向かう「夢の吊橋」を渡り終えると急な登りの階段が続きます。

(以下、注意看板より)
歩行に自信のない方は「飛龍橋」方面へお進みいただき、上からの夢の吊橋の眺望をお楽しみ下さい。
飛龍橋まで、ここから約15分です。

確かに、ハードな急階段(304段)です。
もしも向かう場合は、心して向かって下さい。
夢の吊り橋に行かれる皆様へと書かれた表示板(2016年11月18日)


では、夢の吊橋まで、向かってみましょう。

うわぁ!秋色景色。
こちらでも木々がキレイに色付いていました。
そして、坂を下ってからは、階段(矢印箇所)を下りていきます。
寸又峡(夢の吊り橋)の紅葉:見事に色付いていた紅葉風景(2016年11月18日)


そして、階段を下りると、
(けっこうな急階段ですよ)
寸又峡(夢の吊り橋)の紅葉:階段を下りている様子(2016年11月18日)


道幅の狭い遊歩道をしばらく歩いて行きます。
寸又峡(夢の吊り橋)の紅葉:道幅が狭い箇所を歩いている様子(2016年11月18日)


見えて来ました「夢の吊橋」。

これでは、わかりずらいですね。
ちなみに矢印のところです。
寸又峡(夢の吊り橋)の紅葉:遠望の夢の吊り橋(2016年11月18日)

そして、「夢の吊橋」到着。

うしろに団体さん2グループがいたので道を譲ってから、吊り橋と紅葉景色の競演ビューを味わうため、しばらく立ち止まり、この景色を堪能しています。

それにしてもこちらの場所では「夢の吊橋」と「紅葉」景色を、カメラに収めている人がたくさんいました。
その数の多さに少しビックリ!?しながら木々の色付きを眺めています。

(ちなみに前回訪れた時は、こちら「夢の吊橋」を渡るまでに、けっこうな時間、列に並んで渡る順番を待っていた。のですが、この時その記憶が蘇って来ました)
寸又峡(夢の吊り橋)の紅葉:夢の吊り橋と紅葉景色(2016年11月18日)
(携帯の設定が違ったのか、ダム湖水面の色が実際に感じた印象は、これより少しだけ青みがかった色でした。)


それでは、渡り始めます。
微妙に揺れたり、そして、時にはユラユラと揺れるこの感じ。
何とも言えないスリル感です。

寸又峡のシンボル的存在「夢の吊橋」は、こちら寸又峡を流れる寸又川を堰(せ)き止め造られた南アルプス麓(ふもと)にある人造湖「大間ダム」に架かる吊り橋です。

こちらの大間ダム湖は、チンダル現象(※)によって水が青みがかって見えるといいます。
(※)チンダル現象⇒アイルランド出身の物理学者、登山家のジョン・ティンダル(John Tyndall)によって発見された光の特性によって起こる物理化学的現象の一つ。

また、橋の真ん中でカップルが恋の成就を祈る「エンゼルパワースポット」にもなっています。

ちなみに、夢の吊橋は長さ:90m 、高さ:8m で、一度に渡れる定員は10名までです。
寸又峡(夢の吊り橋)の紅葉:寸又峡にて、夢の吊り橋から眺めた紅葉景色をお伝えしています(2016年11月18日)


こちらは、「夢の吊り橋」を渡りきった後に、来た方向を振り返って眺めた「夢の吊り橋と紅葉景色のコラボレーション」。
この時、この景色を眺めては、紅葉感をバッチリ感じ取っています。
寸又峡(夢の吊り橋)の紅葉:夢の吊り橋の定員は10名です(11人以上の通行は危険です)(2016年11月18日)


さて、ここからは、304段ある急階段のスタートです。
傾斜のキツイ箇所が多いので、焦(あせ)らず一歩づつ!ゆっくり行きましょう。夢の吊り橋を渡り切った後にある304段の急階段(2016年11月18日)


こちらは、急坂注意の看板です。
寸又峡の急坂注意の看板(2016年11月18日)


このような感じの階段が続きます。

ハァ、ハァ~、息が切れる・・・ふぅ~。
寸又峡の急傾斜の階段の様子をお伝えしています(木こり橋含む)(2016年11月18日)


途中に、振り返って「夢の吊り橋」方向を眺めてみたところです。

ここまで、ずいぶんと登ってきた・・・ふぅ~。
寸又峡(夢の吊り橋)の紅葉:高い位置から眺めた夢の吊り橋(2016年11月18日)


「くろう坂」。

ようやく幾分か平坦な道に出て来ました。
寸又峡の平坦な道に到着しました(2016年11月18日)


「やれやれどころ」おもしろいネーミングですね。
(ハァ、ハァ、・・・息が切れて・・・笑う余裕なかった)

それでは、息も整ったところで、最後の急階段です。
寸又峡のくろう坂、やれやれどころ(木のベンチの様子もお伝えしています)(2016年11月18日)


よ~うやく、平坦な道に出て来ました。

ここまで、体力を消耗するハードな階段が続いていましたが、ここから先は、の~んびりと周りの景色を楽しみながら歩くことができます。

ちなみに、飛龍橋まで350mという辺りです。
寸又峡の飛龍橋へ350mの表示板(2016年11月18日)


「頭上落石注意」看板に目を向けながら、そして、景色を眺めながらトロトロと歩いています。
寸又峡(夢の吊り橋)の紅葉:落石注意の看板と紅葉景色、散策路の様子(2016年11月18日)


そしてこちらが「飛龍橋」です。

橋から望む紅葉景色は、まさに県内有数の紅葉スポットです。
寸又峡(夢の吊り橋)の紅葉:飛龍橋と紅葉景色(山肌の色づき)(2016年11月18日)


それでは、ここから3つ。
プロムナードコース終盤の紅葉景色をお伝えします。

紅葉感を感じながら、気持ち良く歩き進めています。

紅葉風景 ☆part1☆
寸又峡(夢の吊り橋)の紅葉:道路を彩る紅葉景色(2016年11月18日)


紅葉風景 ☆part2☆
寸又峡(夢の吊り橋)の紅葉:山肌が色づいていた山々の紅葉景色を選んでお伝えしています(2016年11月18日)


紅葉風景 ☆part3☆
寸又峡(夢の吊り橋)の紅葉:遠くのほうに確認できた夢の吊り橋(2016年11月18日)


場面が一気に変わります。

今度は、プロムナードコース入口辺りまで戻って来ました。

こちらは、行きに立ち寄ろうかと思った「草履石公園(ぞうりいしこうえん)」です。

そこで、ふらっと行ってみることに。

滑り台があったり、ターザンロープがあったりと。

鹿の食害防止の為の網をくぐって中に入ると、
寸又峡の草履石公園の滑り台とターザンロープとシカの食害防止の網(2016年11月18日)


うわぁ!。素晴らしい。
池に映し出された木々の紅葉景色が、意外にも本日一番か二番の風景です。

プロムナードコースには、人の姿がたくさんあったのですが、こちらには人が誰もいませんでした。
(こんなにも素晴らしい秋景色があったのに。)
寸又峡の紅葉:見事な色づきを見せていた紅葉景色(2016年11月18日)


続いては、駐車場やトイレなど。

交通整理をされていた方々より「昨日は、も~のすごい数の人たちが紅葉見物に訪れていましたよ」との話がありました。

紅葉時期には、以前にも訪れた事があるのです。
その時は、散策道を埋め尽くす!と言うと表現がオーバーですが、たくさんの人たちが訪れていた光景を目の当たりにしました。ので「も~のすごい数の人たち」という表現にピン!と。混雑具合の光景がこの時頭に浮かんで来ました。

訪れたこの日は、午前9時前に現地駐車場に到着。
その時は、駐車してあるクルマの台数が、それほど多くありませんでした。
それでも、プロムナードコース入口に一番近い駐車場は、ほぼ満杯状態。

そして、12時少し前の帰り頃には、その他の駐車場にもクルマがいっぱいになっていました。(う~ん・・・やっぱり混雑してきたか)

ちなみにこちらは、プロムナードコース入口に一番近い駐車場です

それから、こちらに向かう途中の道路沿いにも紅葉がものすごくキレイな場所がありましたよ。
(残念ながら、その紅葉景色を・・・携帯に撮り忘れています)
寸又峡(夢の吊り橋)の紅葉:駐車場の様子(有料です)とプロムナードコースへの道のり(2016年11月18日)


それからもう一つ。
こちら寸又峡へのアクセス道路は、所々で道幅が狭い(クルマ1台分程の幅)箇所があり、運転には、かなり神経を使う道のりです。

特に道幅が狭いところでは、(カーブなど)対向車が近付いていることを知らせる点滅センサー(?)が設置してくれてある箇所が、ポツン、ポツンとあります。 が、そのうちの2箇所が。な、なんと「調整中」にて作動していない!ところがありました。

よ~し、一か八かで。というわけにはいかないので、かなり慎重に運転しながら現地へと到着。

どうか「安全運転」にて!

また、バスなどの交通手段を利用するのもひとつの方法です。
(参考Webページ)大井川鉄道(http://oigawa-railway.co.jp/faq/access-05)
(参考Webページ)交通アクセス|奥大井の旅なび – 川根本町まちづくり観光協会(http://www.okuooi.gr.jp/wordpress/access/)

おっと、そうだ。
寸又峡までクルマで向かう道中にて、杉尾はなのき展望休憩所のトイレをお借りしたのですが、「クマ出没注意!」の看板を発見しました。
ので、記念に風景の一枚としてお伝えします。

この時。
「クマ」の文字に一瞬「ビクッ!」っと身構えていました。
寸又峡に向かう前の様子(杉尾はなのき展望休憩所のトイレ(便所)と木のベンチやクマ出没注意の看板)(2016年11月18日)


紅葉時期や夏の行楽シーズンには、いつも以上にたくさんの人たちが訪れる秘境の地「寸又峡」です。

そして、エンゼルパワースポット「夢の吊橋」は、多くの人たちに親しまれている静岡県内の観光名所です。

ちなみにエンゼルパワースポットとは、静岡県が、県民から広く募集した「恋愛・結婚・子宝」にまつわる噂のスポットで、昔から伝わる地域の言い伝えから若者の間で噂になっている都市伝説まで幅広く登録しています。(静岡県Webページより引用)

(参考Webページ) 静岡県/エンゼルパワースポット(http://www.pref.shizuoka.jp/kousei/ko-130/aps.html)


それではもう一度。本日イチ押しの紅葉景色をお伝えします。
(こちらの場所も、夢の吊り橋の紅葉景色に負けないくらいの彩りを見せていました)
寸又峡の紅葉:本日一番の見事な色づきを見せていた紅葉景色(2016年11月18日)


今回は、寸又峡・夢の吊橋、そして、紅葉景色をお伝えしました。