御前崎ケープパーク【御前崎市】
観光名所 又は、 スポット名 |
御前崎(おまえざき)ケープパーク |
地域 | 静岡県 西部地方 |
住所 | 静岡県御前崎市御前崎1581 |
入園料 | 無料 |
トイレ | 有り |
駐車場 | 有り |
一口メモ
・見晴らし良い展望場所が所々ある「御前崎ケープパーク」。「潮騒の像」がある「夕日と風が見えるん台」とネーミングされた展望スペースは、デートスポットになっています。
・キョ~レツな浜風が吹きつけるときがあります。
・キョ~レツな浜風が吹きつけるときがあります。
(参考Webページ)御前崎市観光協会(御前崎ケープパークの紹介)http://www.omaezaki.gr.jp/contents/detail.html?s=1031
Google map
駐車場
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みさきの広場
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地球が丸く見えるん台
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名も無き展望場所スペースからの様子
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御前崎灯台の様子
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散策遊歩道の様子
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椿の休憩所
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つわぶきの小径
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夕日と風が見えるん台・潮騒の像
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潮騒遊歩道~駐車場へ
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散策遊歩道の様子②
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「ねずみ塚」伝説
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散策遊歩道の様子③
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ごしゃじんじゃ
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現地案内図
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静岡県最南端の岬表示塔
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こちら、御前崎(おまえざき)ケープパークは、「海と大地の調和」をテーマとしてつくられた公園です。
デートスポットでもある「夕日と風が見えるん台」では、(桂由美ネームの刻まれた)「恋人の聖地」プレートと並んで、 カモメと一緒の裸婦像「潮騒の像(しおさいのぞう)」があります。
(こちらは景色を望みながらロマンチックな雰囲気を楽しむ県内定番のデートコースです)
また、訪れたこの日は、園内遊歩道などをぐるぐると歩いています。
その道中にはアップダウンのある箇所を歩きますが、海や海岸などを望む展望ポイントが所々あり、快適に園内を1周できました。
海岸沿いに近い場所では、かなり強い浜風を体感しましたが、全体的に見て歩きやすく、快適に歩き進めることができました。
ちなみに、↓コチラの矢印ルートを歩いています。
(2015年10月30日)
まずは、駐車場の風景からお伝えします。
かなり広いスペースです。
この日の駐車場では、浜風が強く吹き付けていました。
(2015年10月30日)
そして、こちら「みさきの広場」では、地元の方々がいらっしゃったことで、お話しできる機会がありました。
(その方々との会話より)「ここは、1年を通して浜風が強い日が多い」とのこと。
この日は、スペシャルに強めだったのか、ものすごく元気良い風が吹き付けていました。
下は、トイレの風景です。
左下のトイレは、ここより上の場所にあった土産物屋さん近くのものです。
(2015年10月30日)
(下記の紹介看板にも書いてある通りですが)こちら御前崎は静岡県最南端の岬(※1)です。
(※1)岬(みさき:海に突き出た陸地の先端部のことです)
(2015年10月30日)
まずは、御前埼灯台のほうに向かって歩いています。
(2015年10月30日)
階段を上っていると、まず1つ目の展望スペースです。
面白いネーミングですね。
「地球が丸く見えるん台」の登場です。
そこで、実際に眺めてみると、
(2015年10月30日)
御前崎の海岸と水平線が見渡せる眺めの良いロケーションです。
ちなみに、現在の御前崎市は、榛原(はいばら)郡の御前崎と、小笠(おがさ)郡の浜岡(はまおか)の2町が平成16(2004)年に合併し、新たなスタートを切っています。
静岡県西部に位置し、太平洋に面している御前崎市。御前崎は県最南端の岬でもあります。
(しばらく水平線を眺めています)
(2015年10月30日)
見ようによっては「地球が丸く見えるん台」。
良く晴れた日に訪れるのがおススメです。
どこまでも広がりを見せる大海原は、なんとも爽快な居心地感でした。
(2015年10月30日)
そして、さらに階段を上へと歩いています。
(2015年10月30日)
しばらく歩くと、次の展望スペースの登場です。
こちらは、名もなき展望台という感じです。
どれどれ、その景色は、どのような感じでしょう。
(2015年10月30日)
なぜか、クルマを停めた駐車場の方向をじっくりと見つめています。
ここからの眺めは、大海原が一望出来て最高の見晴らしです。
(2015年10月30日)
続いてここからは「御前崎灯台」の風景をお伝えしていきます。
先ほどの名も無き展望台から目と鼻の先にある灯台です。
下記の「ありがとうございました(灯台を守る会)」と書いてあるニコニコのネズミのような置物。
こちらネズミのような置物が、これから歩いて行く遊歩道沿いにポツポツとあります。
ニコニコのネズミのような置物との関連性は不明ですが、「ねずみ塚」の伝説が残っています(後述しています)。
それではまず、灯台に登ってみることに。
受付にて見物料200円(2015年10月30日訪問時)をお支払いしてから、
(2015年10月30日)
展望台をじっくりと見つめています。
(参考Webページ)御前埼灯台│Wikipedia(ja.wikipedia.org/wiki/御前埼灯台)
(2015年10月30日)
注意書きがあります。
「重要です!」
1~4までじっくりと読んでから、
(2015年10月30日)
まだ注意書きがあります。
「安全のため下り優先でお願いします」
「外は滑りやすいので注意」です。
(2015年10月30日)
ちなみに内部は、グルグルと螺旋(らせん)階段になっています。
おっと!?「頭(あたま)に、気を付けて下さい!」 上り下りの時に、矢印の箇所に頭をぶつけないように。
「イテッ!」
この時、頭ゴッツンコしています。
(2015年10月30日)
そして今度は、御前崎灯台からの景色を眺めています。
(またまた、駐車場の方向ばかり、じっくりと眺めていました)
それにしても見晴らし良すぎる。
(2015年10月30日)
では、来た階段を戻ります。
御前崎灯台は、明治7年(西暦1874年)5月1日に点灯を開始しました。
今からおよそ350年前に船の道しるべとして、この地に見尾火灯明堂を建てたのが、こちら御前崎灯台のはじまりです。
(2015年10月30日)
場面が変わります。
(灯台の外に出ています)
こちらは、昭和32年に御前崎が映画のロケ地として使われたことなどにちなむ記念碑です
映画は、灯台守(※1)夫婦による波乱万丈の人間ドラマを物語にした「喜びも悲しみも幾歳月」(木下恵介監督)。
(※1)灯台守(とうだいもり:灯台に滞在して灯台などを維持・管理する職業)
右上の石碑は、(海に憧れ、船や海にまつわる詩も作品として残しているという)詩人「丸山薫(1899~1974)」の詩です。
「おお、御前崎、ここの断崖で海は二つに切られている 駿河の光と遠江の風に」。
(2015年10月30日)
今度は、「ねずみ塚・椿の休憩所」に向かって、歩き出しています。
(2015年10月30日)
歩いている途中に、またまた、眺望の良い場所に出て来ました。
御前崎ケープパークには、眺め良い展望場所が、まだまだあります。
(2015年10月30日)
訪れたこの日は暑くも寒くもない、ちょうど良いウォーキング日和(びより)でした。
周りの景色を楽しみながら、歩き進めていくのは気持ち良いものですよ。
(2015年10月30日)
続いては「椿の休憩所」です。
こちらでは休憩せずに、淡々と通過しただけでしたので、印象としては、この看板を眺めたくらいで、それ以外は、あまりイメージがありません。
もしも、こちらを訪れた際には、新たな発見をしてみて下さい。
(2015年10月30日)
今度は、つわぶきの小径(こみち)です。
どれどれ、行ってみましょう。
(2015年10月30日)
こちらにもひっそりとベンチがあります。
そこで、
(2015年10月30日)
景色を眺めてみましたが、草木がモサァ~としていて眺望としてはイマイチです。
(2015年10月30日)
そしてさらに歩き進めています。
ちなみに、こちらの遊歩道は、海岸沿いの公道へと続いています。
(2015年10月30日)
今度は「潮騒遊歩道(しおさいゆうほどう)」を歩いて、恋人の聖地「夕日と風が見えるん台」へと向かっています。
こちらにも駐車場がありますよ。
(2015年10月30日)
振り返って後ろを眺めてみると、先ほど上った灯台が、矢印の方向に見えました。
(2015年10月30日)
ではでは、「夕日と風が見えるん台」と「潮騒の像(しおさいのぞう)」に行ってみましょう。
あの階段を上って行きます。
(2015年10月30日)
このような感じの階段を上って行きますよ。
今回の園内散策をスタートした場所(駐車場)では強い風が吹き付けていましたが、この時は、たまたまなのか、風はありませんでした。
しかし、浜風が強く吹きつけることがあるようです(地元の方々より)。
「お気を付け下さい」
(2015年10月30日)
そしてこちらが、恋人の聖地(※1)「潮騒の像(しおさいのぞう)」のある「夕日と風が見えるん台」展望台です。
(※1)恋人の聖地(全国にあるデートスポットをNPO法人主催「恋人の聖地プロジェクト」により選定、デートスポット選定委員の一人「桂由美」ネームも刻まれています)
(参考Webページ)恋人の聖地プロジェクト(http://www.seichi.net/)
「海と大地の調和」をテーマにつくられた公園「御前崎ケープパーク」。
(静岡県西伊豆町出身の彫刻家「堤達男」氏作の)「潮騒(しおさい)」が、その存在感を示すように太平洋に向かって手をかざしています。 (2015年10月30日)
太平洋に向かって手をかざしている「潮騒の像」。
この場所は県内定番のデートスポットとして知られている存在です。
展望台名にもなっている「夕日」を望むスポット「夕日と風が見えるん台」。
ロマンチックスポットでもあるこちらの場所は、夕日に向かって愛の告白やプロポーズなど、2人の思い出作りに一役買ってくれそうです。
「どうか2人が、もっと幸せになります様に」。(2015年10月30日)
それでは、次へと向かって歩き出しています。
(ちなみにここからは、御前崎灯台の方向に戻る感じで歩いています)
すると、またまた展望台が。
御前崎ケープパーク内は、こういった展望場所が所々あるんです。
(2015年10月30日)
ここからの眺望も、まずまずGOODな光景です。
(2015年10月30日)
「風の通る道」説明板より。
ここは、天竜川から大井川までの御前崎遠州灘県立自然公園の中心地で自然景観のすばらしい所です。
(中略)
この眺望台は、海から吹き上げる風によって木々の最上部が波のようにうねり、風が通る道ができ、そこを通り抜ける風と音を感じることができます。
(後略)
(2015年10月30日)
先ほどの展望台から、さらに歩き進め、ボチボチと歩いています。
(2015年10月30日)
ここからは「ねずみ塚」の風景をお伝えします。
(2015年10月30日)
「ねずみ塚」伝説とは。
(ざっくりとしたご説明です)
「大ねずみに襲われた住職を」
↓
「お寺で可愛がられていた猫たちが命を賭けて助け」
↓
「その大ねずみは息絶えました」
↓
「その後、海に捨てようとしたが運びきれずに、この地に捨てられましたが」
↓
「改心したねずみが枕元に出てきて」
↓
「海上の安全」と「大漁を約束」したことから
↓
「この地の守り神として手厚く葬った墓が「ねずみ塚」としてこちらにあるようです。
ちにみに、ご住職を守った猫たちも大ねずみとの死闘の末に命を落としてしまったといいます。
もちろんその猫たちも手厚く葬られています。
(2015年10月30日)
難破船の木片(もくへん)にすがりついていたところを住職に助けられた猫たちは、大ねずみの襲撃から住職を守りました。
命を捨てて忠義を守った猫たち。
それが猫塚伝説として語り継がれています。
(2015年10月30日)
こちらは、春郎石碑「海坂の藍の深さや雁渡し」。
水原 春郎(みずはら はるお、1922年2月4日 - 2016年9月25日)さんといい、馬酔木(あしび)という俳句雑誌を主宰していた方のようです。
(2015年10月30日)
(毎度の事ですが、途中に、無駄に)海(水平線)を眺めていたこともあって、スタートからここまで1時間以上たっぷりと時間をかけて、ぶらぶらと歩いて来ました。
それでも、眺め良い展望場所が所々あるので、時には気分転換を兼ね。時には会話を弾ませながら。散歩を楽しむのも良さそうです。
(2015年10月30日)
それから、道中には「ごしゃじんじゃ」が鎮座(ちんざ)しています。
そこで、旅の無事を願い。心を込めてお参りをしています。
(2015年10月30日)
先ほどのねずみ塚と関係があるのか、遊歩道を歩いているとニコニコのネズミらしきものが所々にありました。
(2015年10月30日)
そんなこんなで、駐車場まで戻って来ています。
そして、道路の反対側にあった「静岡県最南端の岬」表示塔の風景です。
「道路を横断する時は、走行しているクルマなどにお気をつけ下さい」
(2015年10月30日)
「地球が丸く見えるん台」や「夕日と風が見えるん台」とネーミングされた展望台。
そこから望む眺望は見晴らしが良く、訪れたこの日の好天にも恵まれて、どこまでも続いているような大海原の広がりを感じ、居心地良い開放感を味わっていました。
(2015年10月30日)
恋人たちの聖地「潮騒の像(しおさいのぞう)」のある(夕日と風が見えるん台)展望台は、県内定番のデートスポットとして親しまれている存在です。