つたの細道公園、紅葉【藤枝市】
観光名所 又は、 スポット名 |
つたの細道公園の紅葉(こうよう) |
地域 | 静岡県 中部地方 |
住所 | 静岡県藤枝市岡部町岡部2086 |
例年時期 | 2017年11月27日時点にて、見頃を迎えていました。 |
入場料 | 無料 |
トイレ | 有り |
駐車場 | 有り |
交通アクセス |
JR藤枝駅→しずてつバス中部国道線にて、「坂下」バス停下車→徒歩約10分 ( 経路図・時刻表ダウンロード│藤枝市ホームページ ) |
一口メモ
・派手さある紅葉景色ではありませんが、見頃真っ只中にあったこの日の木々の彩りは、秋の深まりを感じるのに十分過ぎる光景でした。
(参考Webページ)つたの細道公園など含む| 蔦の細道│Wikipedia(ja.wikipedia.org/wiki/蔦の細道)
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国道1号線上り(新宇津ノ谷トンネル手前)にある道の駅「宇津ノ谷峠(うつのやとうげ)<藤枝側上り>」から徒歩圏内にある「つたの細道公園」での紅葉景色をお伝えしています。
訪れたこの日は、見頃を迎えていた紅葉の彩りでした。
まずこちらは、現地にあった「つたの細道公園」案内図です。
(今回は「道の駅宇津ノ谷(上り)」から「つたの細道公園」へ徒歩にて向かっています)
(2017年11月27日)
こちらが、国道1号線沿い(上り)にある道の駅「宇津ノ谷峠」です。
つたの細道公園(500m)の表示がありますね。
これから「つたの細道公園」までの道のりをお伝えしていきます。
(2017年11月27日)
こちらは、先ほどの道の駅「宇津ノ谷峠」駐車場を東京方面に向かって200m程歩いたところです。
そして、矢印の方向に歩いて行くと数分にて、つたの細道公園に到着です。
(2017年11月27日)
それでは、ここから3つ「つたの細道公園」での紅葉の彩りをお伝えします。
あと少しで見頃を迎えて行く彩りもありましたが、
(2017年11月27日)
全体的には、見頃真っ盛りの紅葉景色でした。
(2017年11月27日)
訪れたこの日は、紅葉見物している人の姿がなく、どことなく寂しさを感じながらの散歩道です。
(2017年11月27日)
こちらは、駐車場や休憩所、そして、トイレなどの風景をお伝えしています。
(2017年11月27日)
続いては、木和田川に架かる橋です。
(2017年11月27日)
橋を渡った向こう岸は、日影になっていたので見応え感としてイマイチでしたが、どことなく風情を感じながら眺めています。
(2017年11月27日)
でもやはり、太陽の光が当たっているほうが紅葉景色として心地良く眺められた印象です。
(2017年11月27日)
少し歩き進め、東屋(休憩所)のある場所に来ています。
こちらも、太陽の日差しが降り注いでいれば、紅葉の彩りが良い感じになる場所ですが、日陰になっていたことで、長居して風情を楽しむ気分になりませんでした。
(2017年11月27日)
それでは、「つたの細道公園」石碑を挟んで、
(2017年11月27日)
太陽の光を浴びた紅葉景色をお伝えします。
写真では上手に伝わっていませんが、こちらの場所が本日一番の紅葉景色です。
(2017年11月27日)
バーベキュー禁止。キャンプ禁止の看板をお伝えしてから、 (2017年11月27日)
赤く染まった木々の彩りを黙々と眺めています。
(2017年11月27日)
赤色というのは自己主張の強いカラーですね。
思わず立ち止まり。しばらく、その彩りを見つめています。
(2017年11月27日)
古い歴史を持つ「蔦(つた)の細道」入口付近にある(宇津ノ谷峠西側に位置する)「つたの細道公園」。
この時は訪れている人の姿がありませんでしたが、藤枝市定番の紅葉彩る場所として親しまれているスポットです。
宇津ノ谷峠というフレーズが出てきましたが、こちらには「人食い鬼と十団子(とうだご)」伝説が残ります。
それは昔のこと。宇津ノ谷峠奥に梅林院というお寺がありました。
ある時、そこの御住職に腫れ物ができてしまい、時々小僧さんに血膿を吸い出してもらっていました。
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すると、その小僧さんは人の血肉の味を覚えてしまい、人食い鬼になって峠に住みついてしまいます。
そして、行き来する人々を悩ますようなってしまいました。
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そこである時、在原業平が地蔵に、この人食い鬼を退治してくれる様に祈願します。
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すると、地蔵は旅の僧となり、宇津ノ谷峠にやって来て、
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人間の姿に化けた鬼に向かって、正体を現すよう話すと、鬼は大きな姿となって現れます。 ↓
その時、僧は「大きくなることはできても、手のひらに乗る位に小さくなることはできないだろう」と大鬼に向かって言うと、大鬼は小さな玉となって僧の手のひらに乗っかります。
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すかさず、僧はそれを杖でたたき、「成仏しなさい」と言いながら、十粒に砕けた鬼を飲み干します。
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それから以後、街道に鬼は出なくなったと云われる伝説です。
このことにより、人々は昔の難事を忘れないために十団子を作り、それを食べたり、災難除けのお守りにしたりするようになったと云われます。
ちなみに、江戸時代の俳人で松尾芭蕉の弟子でもある「森川 許六(もりかわ きょりく)」は、「十団子も小粒になりぬ秋の風(秋の風が吹く季節になった。この宇津谷峠名物「十団子」も、小粒になった様に見えるなぁ。と)」の一句を残しています。
そして訪れたこの日は、木々の色付きを眺めては秋の深まりを身近に感じています。
(もう冬に向かって一直線なんですね)
(2017年11月27日)
今回は、つたの細道公園での「紅葉景色」をお伝えしました。