駒門風穴【御殿場市】
観光名所 又は、 スポット名 |
駒門風穴(こまかどかざあな) |
地域 | 静岡県 東部地方 |
住所 | 静岡県御殿場市駒門69 |
入園料 | 300円(2017.6時点) |
トイレ | 有り |
駐車場 | 有り |
交通アクセス | 富士岡駅(JR御殿場線)より徒歩にて約20分 |
一口メモ
・暑い夏には、涼しさ感じられる定番スポット「駒門風穴」です。
(参考Webページ)駒門風穴/ハローナビしずおか 静岡県観光情報(https://hellonavi.jp/detail/page/detail/1550)
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静岡県御殿場市にある「駒門風穴(こまかどかざあな)」は、富士山の火山活動によってできた溶岩洞窟で、大正11年(1922年)に、国の天然記念物として指定されました。
洞窟内部は、「本穴」、そして「枝穴」に分かれ、本穴は長さ約291m、枝穴は約110m(※1)あります。
そして、洞内温度は年間通して13度だといいます。
(※1)パンフレットによると、入口~立入禁止まで約154m、岐点~立入禁止まで約35mとなっています。
訪れたこの日は、少し暑いくらいのぽかぽか陽気。
そのため服装は半袖にて洞窟内へと入りました。
確かに、ひんやりとした涼しい空間で、ちょうど良い涼しさを体感していました。
場所によっては、しずくがポトポト落ちて来たことで、さらに涼しさを感じて、洞窟内を歩いていました。
あっ、そうでした。
そういえば、洞窟出口の帰り際に、女性グループとすれ違ったのですが、「うわっ、寒っ!」が、第一声でした。
なるほど!考えてみたら13度です。
人によっては肌寒さを感じる気温です。
洞窟内の気温が寒く感じることを想定して、軽く羽織れるものを、あらかじめ用意していくのもひとつの方法です。
まずはパンフレットより。
こちらが駒門風穴の全体像です。
パンフレットに頭上注意のワードが記載されています。
低い姿勢にて通り抜ける箇所がありますので、頭ゴッツンしない様にお気をつけ下さい。
(2017年 6月 2日)
それではまず、駒門風穴の駐車場入口からお伝えしていきます。
県道155号線沿いにある「駒門風穴の駐車場入口」は、ここから北に向かって500~600m程進むと国道246号線へと合流します。
また、こちらの駐車場から駒門風穴入口受付までは、100m程の道のりです。
(2017年 6月 2日)
こちらは、駐車場入口を入った様子です。
それでは、駒門風穴へと向かいます。(2017年 6月 2日)
駐車場を出てからは、道路を横断し、少し歩くと駒門風穴受付へと到着です。
(2017年 6月 2日)
ちなみに入場料は、大人300円、学生(高校中学)200円、小学生100円でした。
(2017年 6月 2日)
こちらは、入場券。
「機運に風穴をあけ、幸せを呼ぶ 駒門風穴 開運」
なんとも縁起良さそうなキャッチフレーズが書かれています。
(2017年 6月 2日)
名所旧跡 駒門風穴
富士山の大爆発により出来たものであるが、溶岩隧道のなかでは旧態を保っているとして、大正11年、国の天然記念物に指定され貴重な学術資料となっている。
風穴の内部は、本穴及と枝穴に分かれ、本穴は入口より244m、枝穴は岐点より110m 下低面積は本穴が5,367㎡、枝穴は2,175㎡、高さの最高は10m、最低は1.7m中の最も広い所は20m余に達し千畳敷と呼ばれている。
内壁は無数の溶岩鍾乳石が垂れ下がって奇観内部は夏、冬を通じて摂氏13℃を保ち、奥には多数のコーモリや小動物が棲息している。(2017年 6月 2日)
そしてまず、旅の無事を願い。風穴入口付近の3つの祠(ほこら)をお参りしています。
駒門風穴諸社。
右側 子安神社
祭神:木花咲耶姫神
中央 風神社(三室さん)
祭神:志那津比古神
志那津比売命神
左側 蚕養神社(こがいじんじゃ)(蚕影さん)
祭神:大気都比売神
(2017年 6月 2日)
だいぶ前置きが長くなりましたが、それでは、洞窟内へと歩き出しています。
(2017年 6月 2日)
ここから内部風景を5つ。まとめてお伝えします。
年間通して13℃といわれる「駒門風穴」なので、洞窟内に入ると早速、ひんやりとした涼しい空間でした。
進んでいる道中には所々にて、東雲峠、三のふもと、平石、頼朝公駒形石、肋骨状溶岩、波状紋、溶岩鍾乳石などがあったのですが、どれがどれを意味するものなのか、イマイチ理解できずに・・・「よしよし」と納得して、先へと進んでいました。
はるか昔の富士山噴火がもたらした溶岩洞窟「駒門風穴」は、太古の自然を今に伝えています。
(2017年 6月 2日)
こちらもその続きです。
二のふもと、霞峠に夜明峠、コウモリ座敷のあとに、餅型状溶岩。
(2017年 6月 2日)
こちらは、洞窟内に入る前に目にした説明板の一部を抜粋しています。
駒門風穴は、富士山から噴出した溶岩流が約1万年前に形づくった自然の洞窟だと。
そして、長い年月を経て駒門風穴内部の環境が形成されてきた歴史があるとも。
また、溶岩洞窟内の冷涼な環境を活かして、かつては、蚕卵紙(蚕(かいこ)の卵を産みつけた紙)を保存していたようです。
(2017年 6月 2日)
ご紹介ついでに、もう一つの説明看板もお伝えします。
大正11年(1922年)3月8日に、国指定天然記念物として指定された「駒門風穴」です。
(2017年 6月 2日)
ちなみに、お盆休みなどの連休中は、こちら駒門風穴へと訪れる人が増えるようです。
連休シーズンは、時間に余裕を持ったお出掛けプラン。必要かもしれません。
あれ!雫(しずく)がまた。落ちてきたことで、この時に、涼しさを存分に満喫しています。 (2017年 6月 2日)
こちらの木道(木の橋)ですが、「おっと!?」一瞬!ツルっと滑っていました。
「皆様もお気をつけ下さい」。
それからもう一つ滑りそうな箇所として、本穴から枝穴へ向かう峠点あたりも、ツルっと行きそうです。
(2017年 6月 2日)
そして、下の写真、右側の上下2つが、本穴(上)と枝穴(下)の行き止まり付近です。
天井が低い箇所があります。
「頭上注意」表示板の通りです。
頭ゴッツンしない様に「お気をつけ下さい!」。
(2017年 6月 2日)
洞窟内に入る前は、この日の暑さの為、少し汗ばんでいたのですが、内部に入ってからは、涼しさが手伝って、すっかり体が冷えていました。
個人的には、ちょうど良い涼しさだと感じましたが、人によって体感温度は違います。
洞窟内の気温が寒く感じることを想定して、軽く羽織れるものを、あらかじめ用意していくのも良いかもしれません。 (2017年 6月 2日)
確かに涼しさ感じる定番スポットです。が、温度変化による「体調管理には充分にお気をつけ下さい!」。