富士山御胎内清宏園、紅葉【御殿場市】

観光名所 又は、 スポット名 |
富士山御胎内清宏園(ふじさんおたいないせいこうえん)の紅葉(こうよう) |
地域 | 静岡県 東部地方 |
住所 | 静岡県御殿場市印野1382-1 |
例年時期 | 11月上旬(中旬)~11月下旬 |
入場料 | 有料( 御胎内清宏園 | 御胎内温泉健康センター ) |
トイレ | 有り |
駐車場 | 有り |
交通アクセス | 交通アクセス | 御胎内温泉健康センター |
一口メモ
・溶岩隧道「御胎内」は、国指定の天然記念物になっています。
(参考Webページ)御胎内清宏園 | 御胎内温泉健康センター(http://www.otainai-onsen.gr.jp/seikouen.htm)

Google map
御殿場市の紅葉スポット「富士山御胎内清宏園(ふじさんおたいないせいこうえん)」。
訪れたこの日は、見頃を向かえているところ、これから見頃を迎えて行く箇所に、そして、見頃が終わり落葉目立つ場所と。彩り具合はマチマチで、全体的には若干見頃前という園内風景でした。
1707年(宝永4年)に起きた富士山大噴火。その噴火がもたらした溶岩地帯に樹木が生い茂り、森となったものが「富士山御胎内清宏園」です。
この時期は、紅葉が園内の主役として、その彩りをみせますが、同じく園内にある「溶岩隧道(※1)」も、御胎内清宏園の見所のひとつです。
(※1)溶岩隧道(ようがんずいどう:溶岩でできた トンネル)
国指定天然記念物になっている「溶岩隧道」は、U字形をした全長約68mの隧道で、内部の形(構造や形態)を人体の内部に見立て、「御胎内(おたいない)」の名が付けられています。
(その様子は後述しています)。
また、「溶岩隧道」脇には、安産の守り神として「胎内神社」が鎮座しています。
広い園内ですが、紅葉景色を楽しみながらの散策は、あっという間の出来事で、意外にもその広さを感じませんでした。
こちらは、園内案内図です。
下記の黄色い矢印ルートにて散策をし、「溶岩隧道」や「父の池、母の池」など、その他スポットを眺めながらの散策にて、1時間30分程の滞在時間でした。
下記の案内看板が、園内の所々に立っています。
そのため、現在地をその場で確認できたことで、スムーズに園内散策しています。

まずは、園内の紅葉景色をまとめてお伝えします。
富士山麓に位置する御胎内清宏園は、標高高い場所にあります。
そのため、風が冷たく寒いか?と想像していましたが、この日の気温は快適温度にて、本格的な冬を向かえる一歩手前。という時でした。
(これからの時期は、日ごとに寒さが増して、風が冷たい季節に入っていきます)
御胎内清宏園が所在する御殿場市は、静岡県内では、わりと冬が寒い地域です。
本格的な冬に向かって行くこれからの時期は、風も冷たくなり、手袋が恋しい季節に入って行きます。

落葉景色もアチラこちらで確認できた園内風景でもありました。

ここからは、(国指定天然記念物)印野の熔岩隧道「御胎内(おたいない)」風景をお伝えしていきます。
昭和2年(1927年)に国の天然記念物に指定された印野の熔岩隧道は、富士山噴火によって流れ出た溶岩流によってつくられました。

内部の経路は、このような感じです。
入口を入ると「小腸部」~「産口」を通り出口へと向かいます。

熔岩隧道「御胎内」に入る前に、脇にて鎮座している胎内神社をお伝えしておきます。
ちなみに、一番下右は園内トイレです。
(こちらのトイレは、神社から離れた場所にあります)

そしてこちらが、熔岩隧道への入口と出口です。

「注意 天井が低いので頭上に注意して下さい。」の看板の通りで、天井が「低い!」そして、内部は「狭い!」です。
中には、這いくつばらなければ、通り抜け出来ない箇所があるので「お気をつけ下さい」。
這いくつばる箇所などを通過するので、着ている服が汚れてしまうことがあります。
もしも、熔岩隧道に入る場合は、衣服が汚れてもよい格好をおススメします。

こちらは、「御胎内」内部の様子です。
(スマホのフラッシュをオンにしているので明るく見えますが)内部は暗いところばかりです。
この時は、スマホのライト(懐中電灯)を使用して、前方の視界を確保。
受付にてロウソクなどが販売やレンタルされているようです。
もしも、洞窟内に入る場合は、受付の方に、しっかりご確認下さい。

続いては、管状溶岩樹型(かんじょうようがんじゅけい)です。
(以下、現地説明板より抜粋)
①溶岩流が大木を包んで倒します。
↓
②溶岩に包まれて木が転がり、燃えます。
↓
③溶岩が冷えて固まり、木は木炭になり、空洞が残ります。

こちらが、管状溶岩樹型です。
昔の富士山噴火の名残(なごり)を今に伝えています。

続いては、「母の池」と「父の池」そして「家内喜橋」です。
しばらく立ち止まり、「母」に「父」に「家内喜ぶ」のフレーズを眺めては、夫婦円満を連想していました。

続いては、「安産夫婦岩(あんざんめおといわ)」です。

左右にある「父の岩」と「母の岩」に、真ん中の小さな子供の「恵岩」の組み合わせで「安産夫婦岩」と呼ばれています。

続いて、園内にある遊具と東屋(休憩所)です。
この日は、園内へと訪れている人が少なく、静寂の中で、こちらを通り過ぎています。
ちなみに、この日園内にてすれ違った人は、1人、2人、そして3人でした。

この日は、東屋(休憩所)の柱に注意を呼びかける表示が。
「カエンタケ注意」や「触れることすら危険」に「極めて強い毒性あり」そして「食べると死亡率が高い」の注意看板がありました。
「お気をつけ下さい」

(場面が戻ります)
ご紹介が遅れましたが、黄色い矢印が駐車場にて、緑の矢印が園内へと入場する受付です。

ここから3つ。
園内にて見頃を向かえていた紅葉景色をお伝えします。
紅葉景色<part1>

紅葉景色<part2>

紅葉景色<part3>

上を眺めては木々の色付きを感じ、下を向き、落葉を眺めては秋の深まりを感じながら、散策気分を味わっていました。