白滝公園【三島市】


白滝公園(2017年11月6日)

観光名所
又は、
スポット名
白滝公園(しらたき こうえん)
地域 静岡県 東部地方
住所 静岡県三島市一番町1-1付近
入場料 無料
トイレ 有り
駐車場 無し(周辺に有料駐車場有り)
交通アクセス 三島駅(JR東海道新幹線、東海道線)南口より徒歩にて約500m
※記載情報が古い場合がございます。予めご了承ください。

一口メモ
・三島駅から徒歩圏内にある憩いの場所「白滝公園」です。

(参考Webページ)白滝公園│三島市(https://www.city.mishima.shizuoka.jp/websystem/kouen/kouen_syousai000002.html)

静岡県三島市の位置図
Google map

東海道本線と東海道新幹線、そして、駿豆線(伊豆箱根鉄道)の3路線が乗り入れている静岡県内代表的な駅のひとつ「三島駅」。こちらの駅から徒歩圏内にある「白滝公園(しらたきこうえん)」は、三島市街地にあるオアシスのような存在です。

湧水が白い滝のように流れていた様子から「白滝公園」の名がついたと云われます。

富士山からの贈り物「伏流水(※1)」が湧き出ている「白滝公園」は三島の湧水スポットとして多くの人たちに愛され、そして、三島市定番の憩いの場所として親しまれています。
(※1)三島溶岩流の先端下から湧きでた富士山の被圧伏流水(上下を不透水層で羨まれた帯水層を満たしている地下水)と考えられています。

訪れたこの日も同様で、ベンチに腰掛け談笑している人たちや子供と園内遊具で遊ぶファミリー、そして、川を眺めるご婦人たちなど。まったりモードの園内風景でした。

それではまず、白滝公園の園内図からお伝えしていきます。

広さのない園内ですが、水と緑のある環境は、心地良いものだと感じています。
白滝公園公園の園内図(2017年11月6日)


ちなみに、三島駅と白滝公園の位置関係です。

三島駅から徒歩圏内にて、歩いて近い道のりです。
三島駅と白滝公園の位置関係(2017年11月6日)


こちらは、園内風景です。

白滝公園のある場所は、園内を一歩出るとクルマ行き交う市街地の中。という環境です。
なのに市街地の慌しさを感じさせない空間で、緑と水の流れある憩いのスポットです。
白滝公園公園の園内風景(木々の緑と川の流れ)(2017年11月6日)


ここから、園内看板風景2つ。お伝えします。

大きな欅(ケヤキ)の木々があり、木陰(こかげ)の多い心地よい公園です。
足元にはごつごつした三島溶岩が露出していますので足もとに気を付けて歩いてください。
ここは三島の一大湧水地で、かつては湧き上がる水量が多く、滝のように流れ落ちることから「白滝(しらたき)」と呼ばれたのが白滝公園の名前の由来です
(現地看板を一部抜粋)
白滝公園公園の園内看板(2017年11月6日)


続いては、ミニ溶岩塚の説明板。

白滝公園の中に、表面に亀裂が入った小さな高まりがあります。
富士山から流れてきた溶岩がつくった溶岩塚という地形です。
白滝公園の溶岩塚はとても小さなものですが、ふくらんでできた亀裂がよくわかります。
白滝公園公園のミニ溶岩塚の説明板(2017年11月6日)


太古の自然を今に伝えています。
白滝公園公園の溶岩塚

続いては、祠(ほこら)、そして、園内遊具や園内トイレなどの風景をお伝えします。

園内唯一の遊具には、この日も親御さんと一緒のちびっ子たちの遊ぶ姿がありました。

溶岩が露出している箇所は、ゴツゴツしていて、つまずきやすいです。
「足元ご注意下さい。」
白滝公園公園の園内風景(祠(ほこら)、園内遊具、園内トイレ)(2017年11月6日)


こちらは、白滝公園内に立つ「ふるさとの人物シリーズ 平井源太郎」の説明板です。

三島の民謡「農兵節」。
大正末期頃に三島で歌われていた「ノーエ節」を三島民謡「農兵節」として全国に宣伝(普及)を始めたのが平井源太郎氏のようです。 白滝公園公園での「ふるさとの人物シリーズ 平井源太郎」の説明板(2017年11月6日)


伝統郷土民謡「農兵節」(参考Webページ)ノーエ節|Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%82%A8%E7%AF%80) 白滝公園公園での伝統郷土民謡「農兵節」説明板(2017年11月6日)


そして、白瀧観音堂が鎮座していますので、風景の一枚としてお伝えします。

説明板には「このお堂は平安時代末から、ここ水上の地に在って観世音菩薩がお祀りされている。」と書かれています。 白滝公園公園にて、鎮座する白瀧観音堂(2017年11月6日)


こちらは、白滝公園すぐ横を流れる「桜川」。そして、その「桜川」へと流れ落ちる園内の水の流れです。

豊かな湧水が溢れていた頃は、この辺りは小舟が浮かび、水の三島の情緒を楽しむ人々でにぎわったそうです。

また、白滝公園付近は昭和の終わりごろまでは「水上(みずかみ)」と呼ばれ、川沿いには桜が植えられていて「水上桜ケ丘」とも呼ばれ、それが川名の由来となっているようです。
(三島市役所Webページ「桜川」説明欄一部抜粋)。
白滝公園公園付近の桜川(2017年11月6日)


こちらは、白滝公園南西の道路沿いにある水のしかけ「からくり人形」です。

前に立つと「よいしょ」「よいしょ」の掛け声とともに男の子と女の子の人形がポンプを動かします。

聞くところによると、季節によってボランティアの人たちが、人形の衣装を着せ替えているようです。

訪れた際には、人形たちの衣装を気にかけてみて下さい。
白滝公園公園の「からくり人形」(2017年11月6日)


園内にて会話を交わした方々より。
三島市のことをガイドしてくれる「三島市ふるさとガイドの会」の存在を知りました(2017.11.6)。

(参考Webページ)三島市ふるさとガイドの会|三島市民ポータルサイト(団体ホームページ)(https://mishima-life.jp/mfguide/)
(※ちなみに、「予約制にて2名~」ということです)

もしも必要な場合は、三島市ふるさとガイドの会へとご相談してみるのもどうでしょうか?
(もしかしたら三島のこと、新たな発見があるかもしれません)


白滝公園(2017年11月6日)


三島市定番の憩いのスポット「白滝公園」。訪れたこの日もファミリー層にカップル。そして、女子グループなど。あちらにも、そして、こちらにも人の姿があった和やか雰囲気の園内風景でした。