姫名の里まつり【富士市】


姫名の里まつり(2016年9月24日)

観光名所
又は、
スポット名
姫名の里(ひめなのさと)まつり
地域 静岡県 東部地方
住所 静岡県富士市比奈2085-4(竹採(たけとり)公園内)
入場料 無料
トイレ 有り
交通アクセス 岳南鉄道「比奈駅」から徒歩にて約1km
時刻表|岳南鉄道
※記載情報が古い場合がございます。予めご了承ください。

一口メモ
・富士市にも竹取伝説が残っています。
 「姫名の里まつり」は、かぐや姫の物語を前面に出したお祭りです。

姫名の里まつり
2023年9月下旬頃(予定)
場所:竹採公園

(参考Webページ)姫名の里まつり | 静岡県富士市(https://www.city.fuji.shizuoka.jp/event/rn2ola000003ly0p.html)

静岡県富士市の位置図
Google map

静岡県東部に位置している富士市には、かぐや姫伝説が残っています。
日本各地にその伝説が残る「竹取物語」。富士市も由縁地の一つになっています。

地元富士市でも、多くの人たちに愛され親しまれている「かぐや姫の物語」。竹から生まれた絶世の美女「かぐや姫」ですが、物語のエンディングはというと、育て親の「おじいさん」と「おばあさん」の元を離れ、月に帰って行ってしまうんですよね。

でも、富士市に伝わる物語のエンディングは、少し違います。
それは「月」ではなく「富士山」に帰って行ったといいます。

富士山を身近に感じている富士市らしい物語のエンディングです。

また、「かぐや姫」は、富士山に帰った後に、守り神になったとも云われます。

ちなみに、富士山を神体山(※1)として信仰対象にしている神社は、日本各地に鎮座していますが、富士市にも富士山信仰の神社が多数、鎮座しています。
(※1)神体山(しんたいさん:霊峰富士と呼ばれる富士山が代表的ですが、神が宿るとされる山のこと)

今年(2016年)で第26回を迎えた「姫名の里(ひめなのさと)まつり」は、竹採公園(たけとりこうえん)内及びその周辺にて開催されました。

15:30過ぎからスタートした祭りは、地元婦人会のコーラス、それから、子供たちによる太鼓の演舞などが行われた後に、地元大人と子どもの「かぐや姫舞踊」が、祭りのフィナーレを飾りました。

夜になってからは、おさまりましたがしばらくの間、雨模様の中で、たくさんの人たちが祭り会場へと訪れていました。


まずこちらが、地元大人と子どもの「かぐや姫舞踊」です。

はじめに「おじいさん」と「おばあさん」が登場し演舞がスタート。そして、ラストは「かぐや姫」を中心にしてエンディングとなりました。
姫名の里まつりのかぐや姫舞踊の様子を場面をチョイスしてお伝えしています(2016年9月24日)


この時は、雨っぷりの中。元気の良い演奏を披露していました。

こちらは、竹採(たけとり)公園内なのですが、太鼓の演奏をしている向こう側(奥側)は、何だと思いますか?

「正解」そうなんです。
「竹」なのです。

こちらの公園は、竹の感じが前面に出ている園内なのです。
姫名の里まつりの太鼓の演奏(2016年9月24日)


続いてこちらは、姫名の里まつりのスタートあたりと終わり頃の出店屋台風景です。

まつりスタートあたりが一番雨が降っていたのですが、後半に近付くにつれ徐々に雨が収まり「かぐや姫舞踊」を迎えていました。
姫名の里まつりの会場内(出店屋台や公園内)の様子(2016年9月24日)


そして、祭りのエンディングは、打ち上げ花火で締めくくりました。
姫名の里まつりの打ち上げ花火(2016年9月24日)


キラキラと光り輝く竹を見たおじいさん。そこから導かれる様に「かぐや姫」とめぐり合い、その運命的な出会いから物語がスタートする日本のメジャーストーリー「竹取物語」。

その「かぐや姫の物語」は、ストーリーが親しみやすく、「日本人のこころ」だと感じています。


こちらは、平成29年度 第27回 姫名の里まつりポスターとプログラム概要です。
姫名の里まつりポスターとプログラムパンフレット
姫名の里まつりの会場案内図

ちなみに、まつり会場の「たけとり公園」は、漢字で書くと「竹取」ではなく「竹採」公園なのです。

地元で愛され親しまれている「姫名の里まつり」をお伝えしました。