姫名の里まつり【富士市】

観光名所 又は、 スポット名 |
姫名の里(ひめなのさと)まつり |
地域 | 静岡県 東部地方 |
住所 | 静岡県富士市比奈2085-4(竹採(たけとり)公園内) |
入場料 | 無料 |
トイレ | 有り |
交通アクセス |
岳南鉄道「比奈駅」から徒歩にて約1km 時刻表|岳南鉄道 |
一口メモ
・富士市にも竹取伝説が残っています。
「姫名の里まつり」は、かぐや姫の物語を前面に出したお祭りです。
「姫名の里まつり」は、かぐや姫の物語を前面に出したお祭りです。
姫名の里まつり 2024年9月28日 (時間)14:00~19:00(予定) |
(参考Webページ)姫名の里まつり | 静岡県富士市(https://www.city.fuji.shizuoka.jp/event/rn2ola000003ly0p.html)

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静岡県東部に位置している富士市には、かぐや姫伝説が残っています。
日本各地にその伝説が残る「竹取物語」。富士市も由縁地の一つになっています。
地元富士市でも、多くの人たちに愛され親しまれている「かぐや姫の物語」。竹から生まれた絶世の美女「かぐや姫」ですが、物語のエンディングはというと、育て親の「おじいさん」と「おばあさん」の元を離れ、月に帰って行ってしまうんですよね。
でも、富士市に伝わる物語のエンディングは、少し違います。
それは「月」ではなく「富士山」に帰って行ったといいます。
富士山を身近に感じている富士市らしい物語のエンディングです。
また、「かぐや姫」は、富士山に帰った後に、守り神になったとも云われます。
ちなみに、富士山を神体山(※1)として信仰対象にしている神社は、日本各地に鎮座していますが、富士市にも富士山信仰の神社が多数、鎮座しています。
(※1)神体山(しんたいさん:霊峰富士と呼ばれる富士山が代表的ですが、神が宿るとされる山のこと)
今年(2016年)で第26回を迎えた「姫名の里(ひめなのさと)まつり」は、竹採公園(たけとりこうえん)内及びその周辺にて開催されました。
15:30過ぎからスタートした祭りは、地元婦人会のコーラス、それから、子供たちによる太鼓の演舞などが行われた後に、地元大人と子どもの「かぐや姫舞踊」が、祭りのフィナーレを飾りました。
夜になってからは、おさまりましたがしばらくの間、雨模様の中で、たくさんの人たちが祭り会場へと訪れていました。
まずこちらが、地元大人と子どもの「かぐや姫舞踊」です。
はじめに「おじいさん」と「おばあさん」が登場し演舞がスタート。そして、ラストは「かぐや姫」を中心にしてエンディングとなりました。

この時は、雨っぷりの中。元気の良い演奏を披露していました。
こちらは、竹採(たけとり)公園内なのですが、太鼓の演奏をしている向こう側(奥側)は、何だと思いますか?
「正解」そうなんです。
「竹」なのです。
こちらの公園は、竹の感じが前面に出ている園内なのです。

続いてこちらは、姫名の里まつりのスタートあたりと終わり頃の出店屋台風景です。
まつりスタートあたりが一番雨が降っていたのですが、後半に近付くにつれ徐々に雨が収まり「かぐや姫舞踊」を迎えていました。

そして、祭りのエンディングは、打ち上げ花火で締めくくりました。

キラキラと光り輝く竹を見たおじいさん。そこから導かれる様に「かぐや姫」とめぐり合い、その運命的な出会いから物語がスタートする日本のメジャーストーリー「竹取物語」。
その「かぐや姫の物語」は、ストーリーが親しみやすく、「日本人のこころ」だと感じています。
こちらは、平成29年度 第27回 姫名の里まつりポスターとプログラム概要です。


ちなみに、まつり会場の「たけとり公園」は、漢字で書くと「竹取」ではなく「竹採」公園なのです。
地元で愛され親しまれている「姫名の里まつり」をお伝えしました。