修禅寺【伊豆市】
観光名所 又は、 スポット名 |
修禅寺(しゅぜんじ) |
地域 | 静岡県 伊豆地方 |
住所 | 静岡県伊豆市修善寺964 |
トイレ | 有り(参拝者用境内トイレ) |
駐車場 | 無し(周辺に有料駐車場有り) |
交通アクセス | 修善寺温泉へのアクセス|伊豆市観光協会修善寺支部 |
備考 |
寺院の境内地という神聖な場所でもあります。 節度ある行動を心掛けましょう。 |
一口メモ
・西暦807年に、弘法大師が創建したと伝わる「修禅寺」は、伊豆市修善寺の温泉街の中に鎮座しています。
(参考Webページ)修禅寺|Wikipedia(https://ja.wikipedia.org>wiki>修禅寺)

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「修禅寺(しゅぜんじ)」は、足湯として知られている「独鈷(とっこ)の湯」がある温泉街の中に位置しています。
所在地は、静岡県伊豆市の「修善寺」にあり、お寺の名称は「修禅寺」。どちらも「しゅぜんじ」と読みます。
その歴史は古くて、西暦807年に空海(弘法大師)が、創建(そうけん)したと伝わります。
当時は周辺の地名が桂谷(けいこく)であったことから、桂谷山寺(けいこくさんじ)と言われていたようですが、鎌倉時代に入ってから「修禅寺」と呼ばれるようなりました。
山号は福地山で正式名称は「福地山修禅萬安禅寺(ふくちざん しゅぜんばんなんぜんじ)」。略して福地山「修禅寺」と呼んでいます。
伊豆地方を代表する温泉地のひとつ「修善寺温泉街」が周辺環境にあり、「修禅寺」という知名度もあることから、訪れるたびに参拝者の姿がある境内風景です。
「修禅寺」は、伊豆市を代表する観光名所のひとつです。
こちらは、2014年に改修工事が完了した修禅寺の「山門」です。
余談ですが、山門とは寺院の正門のことをいいます。
この「山」というのは、かつての寺院が、一般的に建てられていた場所に由来しています。
その場所とは山の上です。その為、山号を付けて呼ぶのはその名残りでもあります。
ちなみに、こちら「修禅寺」の山号は「福地山」です。
そして、本堂へと続く参道風景です。
伊豆の小京都と称され、風情感じる地「修善寺」に、「修禅寺」は鎮座しています。
修禅寺の手水舎(※1)にて、柄杓(※2)で掬(すく)ったら、暖かいお湯でした。
(※1)手水舎(ちょうずや、ちょうずしゃ:参拝者が手を洗い、口をすすいで身を清めるための場所)
(※2)柄杓(ひしゃく:水をすくう道具)
さすがは温泉の街「修善寺」です。
桂谷霊泉「大師の湯」とあります。
伊豆半島で最も歴史があると云われる修善寺温泉。弘法大師が湯を湧出させた伝説が残っています。
その伝説とは、
「弘法大師が修善寺を訪れた時のこと。桂川で病んだ父の体を洗う少年を見つけました」
↓
「その光景に感心した弘法大師が、独鈷杵(※1)にて、川中の岩を打ち砕いて霊泉を噴出させました」
(※1)独鈷杵(とっこしょ:仏具の一つで槍状の刃が柄の上と下に一つずつ付いたもの)
↓
「その湯につかった父は、病が完治したといいます」
↓
「それから、この地に温泉療養が広まり、修善寺の温泉が始まったと伝わります」
そして、こちらが御本堂です。
現在の御本堂は、明治16年(1883年)に再建され、平成19年(2007年)には、開創1200年祭が行われました。
まずは、心を込めてお参りをしています。
境内(※1)風景(その1)です。
(※1)境内(けいだい:神社仏閣の敷地)
こちらは境内参拝者用のトイレです。
境内の風景(その2)です。
宝物殿(修善寺に伝わる絵巻や仏像などが展示されています)。
(参考Webページ)修禅寺 宝物殿・瑞宝蔵|伊豆市観光情報(http://kanko.city.izu.shizuoka.jp/form1.html?pid=2303)
こちらは、境内にある鐘。
(修禅寺は、温泉街の中に位置していることもあってか、訪れたこの日も観光客の人たちが多かったです)
そして、弘法大師像です。
「弘法筆を選ばず」の諺(ことわざ)がありますが、弘法大師は書の達人でもありました。
達人も時には失敗するたとえとして「弘法にも筆の誤り」もありますね。
ここから4つは、
修禅寺、そして、独鈷の湯(とっこのゆ)付近の早咲きの桜景色をお伝えします。
修禅寺境内の早咲き桜からお伝えします。

同じ桜を別角度からもう一つ。
訪れたこの日、
境内の桜は見頃過ぎの感じがしましたが、こちらの早咲き桜は見頃ど真ん中の花景色でした。

続いては修禅寺から少し離れますが、独鈷の湯付近の早咲きの桜です。

同じ桜を別角度からもう一つ。
訪れたこの日、修善寺温泉街の早咲き桜は全体的には見頃過ぎの感じがしました。が、こちらの早咲き桜は見頃ど真ん中の花景色でした。

駐車場は、周辺にある有料駐車場に駐車してから、こちら修禅寺へと参拝に向かいました。
寺院の境内地という神聖な場所でもあります。
節度ある行動をお願いします。