走り湯【熱海市】


走り湯(2017年 6月 1日)

観光名所
又は、
スポット名
走り湯(はしりゆ)
地域 静岡県 伊豆地方
住所 静岡県熱海市伊豆山地先
入園料 無料
トイレ 伊豆山神社参道648段目付近(正面鳥居の南側付近)
駐車場 無し
※記載情報が古い場合がございます。予めご了承ください。

一口メモ
・走り湯を訪れた記念に、伊豆山神社への参道階段(837段)を本殿へと向かって1段目から、ボチボチと歩いていました。

(参考Webページ) 走り湯|熱海市観光協会(http://www.ataminews.gr.jp/spot/133/)

注)日本三大古泉「走り湯」見学の皆様に!と題して注意看板があります。

温泉内は狭く、温泉蒸気により蒸し暑く、視界も悪くなっております。
どうぞ安全にご注意頂き、ご見学下さい。
頭上・通路通行安全にご注意下さい。
温泉湧出口、温泉路(湯道)の温泉、洞窟内照明、柵 等には触らないで下さい、やけど等の事故が発生する事があります。
洞窟内の事故につきましては責任を負いかねます。
(現地注意看板の一部抜粋)

静岡県熱海市の位置図
Google map

洞窟の中から源泉が湧き出ている「走り湯」は、熱海市のシンボルのひとつです。

熱海市のシンボルというと「伊豆山神社」もあります。

「伊豆山神社」は、「伊豆」という地名発祥の地と伝わり、また、源頼朝と北条政子が愛を育んだ地として、縁結びのパワースポットにもなっている神社です。
そして、こちら「走り湯」は、その伊豆山ふもとにあります。

今から約1300年前の養老(717年~724年)年間に発見されたと伝わる伊豆山温泉の「走り湯」。その名の由来は「山中から湧き出した湯が海岸に飛ぶように走り落ちる様子から」 だとも云われます。

「走り湯」について、もう一つ。
熱海という地名は、「海に向かって熱い湯が落ちていたことから名付けられた」と、参道階段途中で会話を交わしたご婦人からお聞きしました。
なるほど!と納得するところあります。が、果たして真相はどうなのでしょうか?

今度は、熱海についてもうひとつ。
こちら熱海市は、温泉の街としても有名で、「熱海温泉」は、「南紀白浜温泉(和歌山県白浜町)」、「別府温泉(大分県別府市)」と並んで、日本三大温泉のひとつに数えられています。

それから、鎌倉幕府の第3代将軍「源実朝」は、「走り湯の 神とはむべぞ 言いけらし 速き験の あればなりけり」など、走り湯や伊豆山を詠った歌を残しています。

郷土の誇り「走り湯」や「伊豆山」を時の権力者「源実朝」も崇敬していたのかもしれません。

そして、訪れたこの日は、伊豆山浜から続く伊豆山神社の参道階段(837段)を1段目から歩いています。
(その様子は後述しています)


まずは、洞窟内「走り湯」風景からお伝えしていきます。

「うう~、あ、暑い」。

さらに歩いて行くと、
走り湯:洞窟内「走り湯」風景(2017年 6月 1日)


洞窟の奥行きは8mほど、ということなので、入ってすぐに到着です。

うわぁ、まさにサウナ状態。

「ボコ、ボコ、グツ、グツ」と、沸騰した地獄絵図の様な勢い。

この様子をしばらく眺めていましたが、汗がじわりじわり吹き出ていました・・・もうムリ。
走り湯の洞窟の奥行きは8m(2017年 6月 1日)


そして、思わず退散していました。
走り湯入り口出口付近(2017年 6月 1日)


日本三大古泉「走り湯」見学の皆様に!と題して注意看板があります。

温泉内は狭く、温泉蒸気により蒸し暑く、視界も悪くなっております。
どうぞ安全にご注意頂き、ご見学下さい。
頭上・通路通行安全にご注意下さい。
温泉湧出口、温泉路(湯道)の温泉、洞窟内照明、柵 等には触らないで下さい、やけど等の事故が発生する事があります。
洞窟内の事故につきましては責任を負いかねます。
(現地注意看板の一部抜粋)

確かに、洞窟内はサウナ状態で蒸し暑く、汗がすぐに吹き出てくるほどです。
現地のお願い板等を、一度ご確認下さいます様に、お願い申し上げます。
走り湯:日本三大古泉「走り湯」見学の皆様に!と題した注意看板(2017年 6月 1日)

続いてこちらは、走り湯近くにある「走り湯の足湯」です。
走り湯の足湯1(2017年 6月 1日)


「熱い時にはうめて下さい!」との注意書きがありました。
が、この時は、ちょうど良い熱さ、しばらく足をつけていると、体感的には若干ヌルいくらいに感じています。
走り湯の足湯(2017年 6月 1日)


こちらも走り湯近くです。
そして、鎮座している「走湯神社」です。

そこで、旅の無事を願い。心を込めてお参りしています。
走湯神社(2017年 6月 1日)


ちなみに、走り湯は、走湯神社の横側を歩いてすぐの道のりです。
走り湯と走湯神社の位置関係をお伝えしています(2017年 6月 1日)


では、ここからは参道階段を歩いて、熱海市を代表する観光スポットのひとつ「伊豆山神社」を目指します。

ちなみにこちらは、「走り湯」の道路標識です。
走り湯風景の一枚としてお伝えしておきます。
「走り湯」の道路標識(2017年 6月 1日)


そして、本殿前まで837段ある伊豆山神社の参道階段。その1段目からのスタートです。
走り湯付近(本殿前まで837段ある伊豆山神社の参道階段の案内板)(2017年 6月 1日)


ちなみにこの日は、熱海駅から30分以上かけて、走り湯まで歩いていました。

普段、駅を利用することがほとんど無く、途中に道を間違えながら、黙々と「走り湯」を目指していました。

ちなみに、「走り湯」方面には、熱海駅より「湯河原」方面行きバスが出ているようです。
走り湯へ:現地案内図(走り湯の位置を示しています)(2017年 6月 1日)


それでは、伊豆山神社へ向けて出発です。
走り湯の足湯と走り湯と走湯神社と伊豆山神社への道のりを示しています(2017年 6月 1日)


参道階段全体の様子は、だいたいこのような感じです。

この日は、初めから飛ばさず、スロ~ペースでボチボチと、階段を上っています。

・・・でも、ほとんどが上り勾配。途中で、さすがに息が上がっていました「ふぅ~」。

でも、毎日ここを上り下りしていたら、確かに足腰が強くなります。

人生と同じですが、階段も一歩づつ踏みしめながら上を目指しています。
走り湯からの参道階段全体の様子(2017年 6月 1日)


こちらは、階段途中に設置してあった段数のプレート。

歩くことに集中し過ぎていました。
これ以外にもまだ、途中に、設置してあったかもしれません。
走り湯からの階段途中に設置してあった段数のプレート(2017年 6月 1日)


そして、こちらも階段途中にあった遊具に、
走り湯からの階段途中にあった遊具(2017年 6月 1日)


休憩台です。

人生の大先輩の方が休憩入れずに淡々と階段を上っていたのですが、こちらはお恥ずかしながら、息が上がってしまい、座って休憩を入れています。

(ふぅ~)
走り湯から階段を上った途中にあった休憩台(2017年 6月 1日)


そして、伊豆山神社の鳥居前辺り、648段目付近に到着です。

こちらには、お手洗いの看板がありましたよ。
走り湯からのこちらまで歩いてきました(伊豆山神社の鳥居前辺り、648段目付近とお手洗い(トイレ))(2017年 6月 1日)


本殿まで(伊豆山神社の鳥居のところ648段目から189段分)の様子は、こちら(伊豆山神社ページ)をご覧下さい。 走り湯からこちらまで歩いてきました(本殿まで(伊豆山神社の鳥居のところ648段目から189段分)の案内板)(2017年 6月 1日)


伊豆山神社の参道階段を淡々と、ペースを緩めずに上っている方々を眺めては、自分自身の体力の無さを実感していました。

今回は、熱海市定番の観光スポット「走り湯」をお伝えしました。