岩水寺、紅葉【浜松市】


岩水寺の紅葉(2017年11月28日)

観光名所
又は、
スポット名
岩水寺(がんすいじ)の紅葉(こうよう)
地域 静岡県 西部地方
住所 静岡県浜松市浜北区根堅2238
例年時期 2017年11月28日時点にて、見頃を迎えていました。
入場料 無料
駐車場 有り(参拝者用駐車場)
交通アクセス アクセス│岩水寺
備考 紅葉名所ですが、寺院の境内地という神聖な場所でもあります。
節度ある行動を心掛けましょう。
※記載情報が古い場合がございます。予めご了承ください。

一口メモ
・朱色の鳥居連なる光景も岩水寺風景のひとつです。

(参考Webページ)高野山真言宗別格本山「龍宮山岩水寺」(http://www.gansuiji.jp/)

静岡県浜松市の位置図
Google map

春の「桜」に、秋の「紅葉」スポットとして親しまれている岩水寺(がんすいじ)は、1,300年もの歴史ある高野山真言宗別格本山の寺院で、龍宮山を山号としています。

秘仏そして国指定重要文化財の御本尊「厄除子安地蔵」は、子供を産んでいる女性が神仏になったと云われる地蔵菩薩です。
こちらの地蔵菩薩は、女性であり母でもあることから、家を護る事や家内安全、子授け、安産祈願、お宮参りなど、家族の幸せや家の繁栄にご利益があると云われています。

ところで、境内の紅葉景色は?というと、訪れたこの日は、見頃真っ只中の木々の彩りでした。

また、たくさんの人たちが参拝に訪れていたことで、境内駐車場には入れ替わり立ち代りクルマの出入りがありました。


まずこちらは、龍宮山「岩水寺」境内案内図です。

御本堂にてお参りをしてから、黄色い枠で囲った場所を散策しながら境内を秋色に彩っていた紅葉場面を堪能しています。
岩水寺の境内案内図(紹介しているところをマークしています)(2017年11月28日)


続いては、参拝者用駐車場と現地案内図です。岩水寺の駐車場とトイレ(便所)と駐車場位置関係図(2017年11月28日)


そして、山門をくぐり御本堂へとお参りし、
岩水寺の紅葉:山門や御本堂に手水舎(2017年11月28日)


見事に色付いていた銀杏(イチョウ)を見上げています。

青い空と黄色のコントラスト。
何とも言えないスケール感ある見応えです。
岩水寺の紅葉:イチョウの見事な紅葉(2017年11月28日)


場面(場所)が変ります。

こちらは推定樹齢180年の保存樹木。
太鼓橋付近に立つイチョウです。

落葉が目立ち、黄色いじゅうたんの様になっていた光景が印象的でした。
黄色く彩るこの光景。
イチョウの落葉景色というのは、よいものですね。

でも、落ち葉の掃除は根気がいる作業なので、頭が下がる思いです。岩水寺の紅葉:推定樹齢180年の保存樹木の紅葉の彩り(2017年11月28日)


ちなみにこちらが太鼓橋。

親柱には「神橋」と刻まれています。
岩水寺の朱色(赤色)の神橋(太鼓橋)(2017年11月28日)


そして、その近くにて鎮座する四天王堂です。

仏の国の守護神として、悪魔を征服し外敵と戦う武勇神で、東西南北の四方を守る四柱の神様。
持国天(じこくてん)、増長天(ぞうちょうてん)、広目天(こうもくてん)、多聞天(たもんてん)を四天王と総称しています。
岩水寺に鎮座する四天王堂(2017年11月28日)


続いては奥之院本殿(六角堂)、奥之院奥殿(五角堂)、弘法大師堂へと向かっています。

下記写真一番下の五角堂へと向かう参道脇にも見頃を迎えていた紅葉の彩りがありました。

ちなみに、秘仏であり、国指定重要文化財でもある岩水寺の御本尊「厄除子安地蔵」は、弘法大師作と伝わります。
岩水寺の紅葉:鎮座する(六角堂)奥之院本殿、(五角堂)奥之院奥殿、弘法大師堂(2017年11月28日)


それではここから2つ。
太鼓橋~弘法大師堂へと向かう途中にて色付いていた紅葉景色をお伝えします。

一部、日陰に入っていた紅葉景色でしたが、落ち着いた環境の中で望んだ紅葉の彩りは、心落ち着く存在でした。
岩水寺の紅葉:色付いていた紅葉景色(2017年11月28日)


こちらは、弘法大師堂方向から太鼓橋方向へと向いて眺めた様子です。

紅葉景色ではありませんが太陽の光差し込む朱色の橋と木々の緑は風情を感じた瞬間です。
(こちらも、心地よい景色だったので岩水寺風景の一枚としてお伝えします)
岩水寺の紅葉:太鼓橋と紅葉(2017年11月28日)


続いては、太子堂(左側)と薬師根本堂(右側)です。

こちら御本堂周辺にて彩りを見せていた紅葉景色が、本日一番の好印象を持った場面です。
岩水寺に鎮座する太子堂と薬師根本堂(2017年11月28日)


その様子がコチラ↓です。
(ちなみに、全て同じ箇所を場所を変えて写真に写しています)

この気持ち上手にお伝え出来ませんが、境内を彩るこの感じは、眺めていて「うん、うん」と頷(うなづ)く紅葉景色でした。
岩水寺の紅葉:見事に色付いていた紅葉の赤い彩り(2017年11月28日)


まさに、見頃真っ只中の色付き具合。

首が疲れるほど上を眺めては、心地良い紅葉の彩りを堪能しています。
岩水寺の紅葉:赤く色付くもみじ(紅葉)(2017年11月28日)


こちらは、薬師根本堂近くにて鎮座する赤池地蔵尊(閼伽(あか)池地蔵尊)と赤池(閼伽池)です。

ちなみに、閼伽池の“閼伽”とは不浄を浄化する。という意味があるようです。
岩水寺の紅葉:鎮座する閼伽池地蔵尊(赤池地蔵尊)と閼伽池(赤池)と紅葉(2017年11月28日)


そして、赤池に映り込む紅葉の彩りです。

赤く映り込む木々の彩りは、秋の深まりを感じた瞬間で、風情を感じた場面です。
岩水寺の紅葉:赤池湖面に映る紅葉の赤色(2017年11月28日)


朱色の鳥居連なる光景も岩水寺の風景としてお伝えします。
岩水寺の朱色(赤色)が連なる鳥居の数々(2017年11月28日)


そして、鳥居をくぐった先には、金城稲荷大明神が鎮座し、
岩水寺に鎮座する金城稲荷大明神(2017年11月28日)

(金城稲荷社の説明板)
岩水寺に鎮座する金城稲荷社の御由緒(2017年11月28日)


別の鳥居をくぐった先には、岩水寺表鬼門の守り神「十一面観世音菩薩」、「白山大権現」をお祀りしている白山宮が鎮座しています。岩水寺に鎮座する白山宮(十一面観世音菩薩、白山大権現をお祀る)(2017年11月28日)


仁王門をくぐった御本堂(地蔵堂)には入れ替わり立ち代り、人の姿がありました。
一方で、紅葉景色が見頃を向かえていた薬師根御本堂周辺には、人の姿がほとんどなかったのが印象的でした。

そして、秋の深まりを身近に感じながら、木々の彩りを堪能していました。
岩水寺の紅葉:鮮やかに色付いていた紅葉(2017年11月28日)


見頃を迎えていた紅葉の彩りを眺めながら心地よいヒトトキを過ごしていました。

紅葉名所ですが、寺院の境内地という神聖な場所でもあります。
節度ある行動をお願いします。