稲取文化公園「雛の館」(秋の特別展示)【東伊豆町】
観光名所 又は、 スポット名 |
稲取文化公園「雛の館」<秋の特別展示>つるし飾り (いなとりぶんかこうえん ひなのやかた) |
地域 | 静岡県 伊豆地方 |
住所 | 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取1729 |
入館料 | 有料( 稲取文化公園(雛のつるし飾り展示会場) |東伊豆町観光協会 ) |
駐車場 | 有り(園内駐車場) |
トイレ | 有り(園内トイレ) |
交通アクセス |
伊豆稲取駅(伊豆急行線)から約1km ( 各駅情報│伊豆稲取駅│伊豆急 ) |
一口メモ
・稲取の「つるし飾り」は、福岡県柳川市に伝わる風習「さげもん」、山形県酒田市「傘福(かさふく)」と並び「日本三大つるし飾り」のひとつに数えられます。
雛のつるし飾りまつり ( 雛のつるし飾りまつり 2021|稲取温泉こらっしぇ|稲取温泉 ) 2021年1月20日(水)~3月31日(水) |
(参考Webページ)東伊豆町|観光案内|「文化公園 雛の館」 秋の特別展示(https://www.town.higashiizu.shizuoka.jp/bg/tourist_info/ent/500.html)
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稲取文化公園「雛(ひな)の館」にて開催の一足早い雛祭り(ひなまつり)秋の特別展示「雛のつるし飾り(ひなのつるしかざり)」をお伝えしています。
(開催期間:2017年10月1日(日)~12月10日(日) 午前9時~午後4時30分 )
「雛のつるし飾り」は、伊豆稲取温泉に江戸時代から伝わる風習として、現在に受け継がれている伝統工芸で、桃の節句に端切(※1)で一針一針縫合せて作ったぬいぐるみを竹ひごの輪から赤い糸に下げて雛壇の両側に吊るします。
(※1)端切(はぎれ:裁断したあとの残り布、半端な布切れ)
初節句を迎える娘の無病息災や良縁を願い。お祈りする飾りとして、願う事柄が、具体的な形となって飾られるところに特徴があります。
現在では、(雛壇の両側に吊るす)ぬいぐるみ(細工)が多数あり、
・厄がさる(猿)。
・おめでたいもの(太鼓・つづみ)。
・長寿の象徴(かめ)。
・福を多く招く縁起物(おかめ(お多福))。
・お金がたまるように、お金に困らないように(巾着)。
など多種多様なものがつくられています。
そして、5列の赤糸に各11個の細工をつるし計55個にそろえます。
↓
これを対で製作し、110の細工がつるされたものが基本型とされ、
↓
一般に直径30cmのさげわに170cmの長さで吊るされ、飾りの数は3、5、7、9などの奇数(※1)で組み上げられるようです。
(※1)この理由は、縁起物なので割り切れる数字(偶数)を避けてのことだといいます。
そしてこちらが、「雛のつるし飾り」です。
(2017年10月18日)
稲取文化公園「雛の館」会場では、サツマイモ、ナス、ニンジンなど、秋の味覚のつるし飾りも展示されていました。
(2017年10月18日)
こちら2つは、「雛の館」会場にて販売されていたキーホルダーの数々です。
<part1>
(2017年10月18日)
<part2>
(2017年10月18日)
場面が変わります。
ここからは、「稲取文化公園」~「雛の館」を順番にお伝えしていきます。
こちらは、稲取文化公園(雛の館)の入口及び園内トイレです。
(2017年10月18日)
続いては、文化公園「足湯」です。
(2017年10月18日)
この時は、若干ぬるめのお湯でしたが、時間を忘れてしばらく足湯を堪能しています。
足湯は、温泉の街「伊豆」定番のスポットで、こちら稲取文化公園が所在する稲取も温泉の街として知られている存在です。
足湯を利用する場合は、出た後の足を拭くタオルを持参して行くと便利ですよ。
(2017年10月18日)
こちらは、足湯に浸かりながら、何気なく眺めた「ようこそ!健康の泉 稲取温泉 雛の足湯へ」の看板「足湯のあれこれ其の1」~「其の3」。
(2017年10月18日)
そして芝生広場などの風景です。
のんびりとした園内風景の稲取文化公園です。
(2017年10月18日)
それでは、「雛の館」へと入館します。
入館料は、この時お一人様300円でした。
(2017年10月18日)
入館すると、いきなり目に前に見事な雛壇飾りの姿がありました。
(2017年10月18日)
稲取の「つるし飾り」は、福岡県柳川市に伝わる風習「さげもん」、山形県酒田市「傘福(かさふく)」と並び「日本三大つるし飾り」のひとつに数えられています。
(2017年10月18日)
まずこちらが、柳川「さげもん」です。
細工ものと柳川まりを交互に吊るす「つるし飾り」です。
(2017年10月18日)
続いては酒田「傘福」です。
傘の先に幕をめぐらし、飾り物さげるのが特徴です。
(2017年10月18日)
そして、伊豆稲取「雛のつるし飾り」です。(2017年10月18日)
こちらは、「金目鯛の鯛の鯛(※1) つるし飾り」です。
(※1)鯛の鯛(たいのたい)は、硬骨魚類の骨の一部で、姿が鯛に似た部位のこと。
ちなみに「稲取キンメ(※2)」は、稲取の特産品です。
(※2)東伊豆町稲取漁港で日戻り操業で水揚げされた一本釣りの金目鯛。
(2017年10月18日)
続いては、海のコーナーなどの風景です。
秋の味覚に、赤ちゃん、そして、一本釣りをイメージしたものでしょうか?
(2017年10月18日)
腰掛け用の長椅子(木製ベンチ)から望む雛飾りもまずまずの光景です。
(2017年10月18日)
ひな祭りには一足早い稲取文化公園「雛(ひな)の館」秋の特別展示。この時期お近くにお越しの際には、話しの種にぜひ一度、この光景をご覧下さい。
(2017年10月18日)
稲取文化公園「雛(ひな)の館」は、こじんまりとしたスペースの空間ですが、雛飾りを見つめヒトトキを過ごしていました。
ちなみに、平成30年は1月20日(土)~3月31日(土)迄、各会場にて(第21回)雛のつるし飾りまつりが開催されました。