富士開山奉納手筒花火【富士宮市】


富士開山奉納手筒花火(2014年7月10日)

観光名所
又は、
スポット名
富士山開山奉納手筒花火
地域 静岡県 東部地方
住所 静岡県富士宮市宮町1-1(神田川ふれあい広場)
例年時期 富士山の山開きの時期
入場料 無し
駐車場 有り
交通アクセス 富士宮駅(身延線)から徒歩にて約15分
富士宮駅|JR東海
※記載情報が古い場合がございます。予めご了承ください。

一口メモ
【参考】
・2018年富士山のお山開きと富士登山閉山日
 山梨県側(吉田ルート)7月1日(日)0時 ~ 9月10日(月)
 静岡県側(富士宮・須走・御殿場の各ルート)7月10日(火)9時 ~ 9月10日(月)

富士開山奉納手筒花火(富士山お山開き)
2023年7月10日(月曜日)(予定)

(参考Webページ)富士山お山開き | 静岡県富士宮市(http://www.city.fujinomiya.lg.jp/kankou/llti2b0000000zf7.html)

(参考webページ)富士登山オフィシャルサイト(http://www.fujisan-climb.jp/)

静岡県富士宮市の位置図
Google map

富士山登山の幕開けである富士山のお山開きとその安全祈願を行う儀式「富士開山奉納手筒花火」。吹き上がる手筒花火の炎は、ど迫力の瞬間です。

開催場所は、富士山信仰の総本山「富士山本宮浅間大社」その境内にある神田川ふれあい広場です。
ふれあい広場の風景は、後述しています。

当日は、小雨が降る夜空でした。

すると、手筒花火を持った保存会の人たちの威勢の良い掛け声と共に儀式を終えてから、しばらくすると広場の方で円陣を組み、手筒花火の炎が夜空へと一気に噴き上がりました。

そして手筒花火の終盤は、保存会の人たちが円陣を組み手筒花火へと一斉に点火「うわっ!」ど迫力の光景です。


場面が変わってこの年(2015年)は、天候に恵まれ、昨年よりも大勢のギャラリーが訪れていました。

例年通り、儀式を終えてからミス富士山のお二人を先頭に保存会の方々の威勢の良い掛け声と共に参道を通り、広場まで来て、まず始めに2本の手筒花火に点火。

勢いよく炎が噴出し、それが終わると、
富士開山奉納手筒花火の吹き上がる二本の手筒花火(2015年7月10日)


それぞれの手筒花火から次々と炎が上がり、そして、フィナーレは、一斉に手筒花火へと点火されて、炎が一気に吹き上がりました。

やっぱり迫力ハンパなかったです。

終わった手筒花火ですが、この年は、1,000円/1本とのことでした。
大勢の人が手筒のところに駆け寄っていました。

ちなみに、放揚後の手筒花火は、一般的に縁起物として、無病息災、魔除け、厄除け、商売繁盛などにご利益があると云われます。
富士開山奉納手筒花火の手筒花火の炎が一斉に吹き上がった様子(2015年7月10日)


続いてこちらは、「神田川ふれあい広場」昼間の様子です。

先(向こう側)に見えるのは、富士山本宮浅間大社の大鳥居(矢印の方向)です。
富士開山奉納手筒花火の神田川ふれあい広場(富士山本宮浅間大社境内地)(2015年3月23日)


ちなみに「神田川」というのは、境内東側を流れる富士川水系の一級河川のことです。
富士開山奉納手筒花火の神田川ふれあい広場石碑(2015年3月23日)


こちらが、その「神田川」です。
神田川の流れ(境内東側)

ご紹介ついでにもうひとつ。こちらは桜時期の広場風景です。

地元では親しみを込めて「お浅間さん」とか「富士宮のお浅間さん」と呼ばれている「富士山本宮浅間大社」。こちら浅間大社は、御神木を「さくら」としています。

その為、境内には、約500本の桜樹が植えられ、例年3月下旬~4月上旬を迎える頃には桜が見頃を迎え、境内を春色に彩ります。

富士山本宮浅間大社は、多くの人たちが訪れる県内桜スポットにもなっている存在です。
桜時期の境内の様子(2015年4月2日)


そして、地元富士宮市定番の憩いの場所としても親しまれている存在です。
桜時期の境内(神田川ふれあい広場)の様子(2015年4月2日)


春には桜が広場を彩り、そして、富士山お山開きと安全祈願を行う「手筒花火」の会場にもなっている神田川ふれあい広場です。
手筒花火の炎が一斉に吹き上がるその光景は、迫力ある瞬間です。