林泉寺、長藤【吉田町】
観光名所 又は、 スポット名 |
林泉寺(りんせんじ)の長藤(藤棚(ふじだな)) |
地域 | 静岡県 中部地方 |
住所 | 静岡県榛原郡吉田町片岡2599 |
例年時期 | 4月中旬~4月下旬 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 臨時駐車場 |
交通アクセス |
(1km以内に) 片岡北吉田特別支援学校 停留所( しずてつジャストライン ) |
備考 |
藤名所ですが、寺院の境内地という神聖な場所でもあります。 節度ある行動を心掛けましょう。 |
一口メモ
・県内の藤スポット「林泉寺」。譲り受けた小指大の(長藤の)一芽を境内の藤に接木したものが成長し、現在の長藤になっています。
(参考Webページ)吉田町林泉寺の長藤[榛原郡吉田町]|アットエス - 静岡新聞(https://www.at-s.com/event/article/flower/120210.html)
(参考Webページ)林泉寺の長藤│ようこそ吉田町へ(http://www.town.yoshida.shizuoka.jp/2347.htm)
Google map
静岡県榛原郡吉田町「林泉寺(りんせんじ)の長藤(藤棚)」景色をお伝えします。
訪れたこの日は、見頃を迎えた長藤でした。
吉田町にある「林泉寺の長藤」は、昭和42年に、榛原町(現:牧之原市)の東光寺(とうこうじ)から、小指大の長藤の一芽(ひとめ)を譲り受け、それを境内(けいだい)の藤に接木(つぎき)したのが、その始まりです。
それから成長を重ねて現在の長藤となっています。
順を追ってご説明すると、
「磐田市の行興寺(ぎょうこうじ)熊野(ゆや)の長藤の一枝を」
↓
「大正初期に榛原町(現:牧之原市)の東光寺が受け継いだと云われ、そしてその小指大の長藤の一芽を」
↓
「昭和42年に吉田町の林泉寺が譲り受けました」。
つまり、こちら吉田町にある林泉寺の長藤は、熊野の長藤の孫(?)にあたります。
それから、林泉寺は「町立吉田小学校」や「県立榛原高等学校」発祥の地となっています。
(2016年4月26日)
そして、少し離れた場所に臨時駐車場が用意されていました。
(2016年4月26日)
こちらが、臨時駐車場の風景です。
それともうひとつ。林泉寺まで600~700mの距離に小山城の駐車場があります。
(2016年4月26日)
それではここから4つ。藤の風景をお伝えしていきます。
(2016年4月26日)
甘い香りを漂わせ、ふと見上げた藤棚に、夢中で飛び回っていたクマバチの姿あり、一瞬「ビクッ!」としていました。
(2016年4月26日)
春の陽気に包まれて日当たり好む藤の花。藤色に咲き誇る長藤景色は素晴らしく、そして、天候にも恵まれた一日で、たまらなく心地良い木漏れ日を身近に感じていました。
(2016年4月26日)
垂れ下がる花房の数々を、ベンチに座り、藤色しばらく眺めています。
(2016年4月26日)
藤名所ではありますが、あくまでもお寺の境内という神聖な地、節度ある行動、大切です。
(2016年4月26日)
(以下、説明看板より)
「林泉寺の長藤」について
この林泉寺の長藤は、当山先住、昌雄和尚が昭和四十二年に榛原町・東光寺の住職だった河内祥山和尚から「小指大の長藤の一芽」を譲り受け、境内にあった山藤に接木したものであり、本年(平成十一年)で樹齢三十二年になります。
東光寺の藤は、大正の初期に磐田郡豊田町態野の行興寺の長藤を受け継いだと言われ、林泉寺の長藤は、いわば態野の長藤の孫にあたるわけです。
昌雄和尚の熱心な管理と町や地域・檀信徒・花の会の方々等のご協力により、大きく成長し「水と緑と花の町吉田町」にふさわしい「花の寺」として有名になりつつあり、観光客も増えています。
花の見頃は四月中旬から下旬頃です。
また、林泉寺は「町立吉田小学校」や「県立榛原高等学校」の発祥の地としても知られ、開山以来「六百五十年の歴史と伝統に息づく禅宗の寺」です。
平成十一年一月
林泉寺長藤保存会
(2016年4月26日)
ベンチに座って、藤の幹を見つめ、藤棚から降り注ぐ木洩れ日を身近に感じながら垂れ下がる花房を眺め、ヒトトキの時間を過ごしていました。
見て下さい、この光景。まるで藤色シャワーの様。
(思わず、 ぽか〜んと、上を眺めています)
(2016年4月26日)
たくさんの人たちに愛され親しまれている林泉寺の長藤で、この日も入れ替わり立ち代り、長藤見物に訪れる人の姿がありました。
藤名所ですが、寺院の境内地という神聖な場所でもあります。
節度ある行動をお願いします。