田子の浦からの初日の出【富士市】


富士市田子ノ浦からの初日の出(2015年1月1日)

観光名所
又は、
スポット名
田子の浦からの初日の出
地域 静岡県 東部地方
住所 静岡県富士市前田(田子の浦みなと公園内)
例年時期 初日の出
入場料 無料
トイレ 有り
駐車場 有り
備考 少し早め(30分程前)に訪れたのですが、この日は駐車場のクルマが、ほぼ満杯状態でした。
※記載情報が古い場合がございます。予めご了承ください。

一口メモ
・時間に余裕を持ってお出掛け下さい。
・浜風が吹きつけると、とても寒く感じるので、厚着をしてお出掛け下さい。
・Yahoo検索にて「元旦 日の出 富士市」と検索↓したら6:54でした。
 ( Yahoo検索「静岡県富士市の日の出」の結果

(参考Webページ)イベント情報│一般社団法人 富士山観光交流ビューロー (https://www.fujisan-kkb.jp/event/detail.html?CN=164073)

静岡県富士市の位置図
Google map

こちらは、「ふじのくに田子の浦みなと公園」からの初日の出です。

駿河湾を望み、伊豆半島の山並みから上る初日の出。「ふじのくに田子の浦みなと公園」は、富士市定番の「初日の出」スポットです。

また、富士山ビュースポットとしても親しまれている公園です。

「田子の浦」。それから、「富士山」のワードが出て来ましたね。
富士山のお膝元にある「富士市」には、雄大な富士を望むスポットがたくさんあります。
そして、郷土の発展と共に歴史を刻んできた田子の浦港は富士市にとって欠かせない存在です。

それから、万葉集に収録されている和歌に、この2つのキーワードが入っているものがあります。

それは、奈良時代の歌人「山部赤人(やまべのあかひと)」が詠んだ歌です。
「田子の浦ゆ うちいでてみれば 真白にそ 富士の高嶺に 雪は降りける(※1)」。
(※1)現代に語訳すると「田子の浦を通って広々とした場所に出てみると、真っ白に富士の高嶺に雪が降り積っていることだ」

山部赤人も富士山を特別な存在として眺めていたのかもしれません。

こちら田子の浦みなと公園内にも山部赤人が詠んだ歌が刻まれた石碑(歌碑)があります。

それから、「田子の浦」というと、数十年前の海開きシーズンには、波消しのコンクリートブロックが組んであった内側を泳ぐ事が出来ました。

しかし、現在では遊泳禁止!!のはずです。

田子の浦の海は急深(きゅうぶか)で、海岸から急に水深が深くなります。
その為、「とても危険!!」です。

それにしても、現在の田子の海岸は数十年前と比べると、波消しブロックの数が、だいぶ増えました。
幼い頃の記憶には、海岸線を埋め尽くすかのようなコンクリートブロックの光景はありませんでした。

ちなみに、砂浜への浸食防止の為、コンクリートブロックが積まれているようです。

それから下の写真に、シラス漁船の風景がありますが、シラス漁が盛んでもあります。

こちらは、田子の浦漁業協同組合のWebページ(http://tagonoura-gyokyo.jp/)へ移動します。

シラスは、幼い頃から身近な存在として、そして親しみある存在として心の中にあります。

2015年に初日の出を見に訪れた際は、大漁旗を掲げてのしらす漁船の海上パレードが行われました。
これは、今年1年のしらす豊漁祈願の意味も込められています。
ふじのくに田子ノ浦みなと公園からの初日の出(2014年1月1日)


「初日の出を拝む」という日本人ならではのイベントは身が引き締まり「1年が始まる」という特別な気分を味わう瞬間です。

「本年も幸多き一年であります様に」と願う心。まさに「日本の心ここにあり」。
田子からの初日の出(2014年1月1日)


そしてこちらが、(田子の浦みなと公園からは場所が離れますが)シラス漁船の風景です。
富士市の停泊しているシラス漁船の様子

「ふじのくに田子の浦みなと公園」は、記念すべき一年のスタート「初日の出」を望む場所として、地元富士市の定番スポットになっています。

「初日の出」を求めて、毎年、たくさんの人たちが訪れます。

園内駐車場は、約140台分ありますが、「初日の出」時間が近付くにつれ、すぐに満杯になっていきます。

時間に余裕を持ってお出掛け下さい。

それからもうひとつ。

この時期はどうしても浜風が冷たい!ので「どうぞ温かい服装でお出かけください」。