小國神社【森町】


小國神社(2015年6月10日)

観光名所
又は、
スポット名
小国神社(おくにじんじゃ・おぐにじんじゃ)
地域 静岡県 西部地方
住所 静岡県周智郡森町一宮3956-1
トイレ 有り(参拝者用境内トイレ)
駐車場 有り(参拝者用駐車場)
交通アクセス 交通案内|遠江國一宮 小國神社
備考 神社の境内地という神聖な場所でもあります。
節度ある行動を心掛けましょう。
※記載情報が古い場合がございます。予めご了承ください。

一口メモ
・境内には、縁結びの御神木「ひょうの木」。そして、金運・良縁のパワースポット「願掛け松(待つ)」と「金銀石」があります。

(参考Webページ)遠江國一宮 小國神社(http://www.okunijinja.or.jp)

静岡県森町の位置図
Google map

遠江国一宮(※1)といわれる「小國神社(おくにじんじゃ)」は、出雲大社と同じ「大国主命(おおくにぬしのみこと)」を御祭神としています。
「小国」という社名は、出雲大社の「大国」に対して、敬(うやま)う美称であるとも云われます。
(※1)遠江国一宮(とおとうみのくにいちのみや:遠江国は、昔の地方行政区分の名称で、現在の静岡県西部あたり、一宮とは、その地域の中で社格が高いとされている神社のことです)

木々に包まれた自然豊かな環境にて鎮座する小國神社。その境内では、縁結びの御神木「ひょうの木」。そして、金運・良縁のパワースポット「願掛け松(待つ)」と「金銀石」が参拝者を迎えています。

春の「」に、秋の「紅葉」。そして、例年5月下旬~6月中旬には「一宮花菖蒲園」が開園し、いつにも増して多くの人たちが境内を訪れ、賑わいをみせる「小國神社」です。

そして、多くの人たちに愛され親しまれている小國神社でもあります。

こちらは、駐車場付近に設置してあった境内案内看板の風景です。
小國神社の駐車場付近に設置してあった境内案内看板
まずは、正面の大鳥居風景をお伝えします。

大鳥居の右側に一宮花菖蒲園(はなしょうぶえん)の看板がありますね。
訪れたこの日は、花菖蒲が見頃を迎えている時でした。

もしもよろしければ、こちらをご覧下さい(小国神社の花菖蒲の風景ページへ移動します)。
一面に広がる花菖蒲の数々が、競い合うように花びらを広げていました。
小國神社の正面の大鳥居(2015年6月10日)

ご紹介ついでに、大鳥居近くにあった参拝者用のトイレです。
小國神社のトイレ(便所)(2015年6月10日)

続いて、大鳥居の隣り(正面を向いて右手)にある駐車場の風景です。

この他にも駐車場が何箇所かあります。
花菖蒲園の開園時期(例年5月下旬~6月中旬)もそうですが、春の「桜」や、秋の「紅葉」スポットにもなっている「小國神社」では、その見頃時期ともなると交通整理員の人たちが出るほど、たくさんの参拝客が訪れます。
この時期は、いつにも増して参拝客が多く、境内が賑わいを見せる小國神社です。
小國神社の駐車場(大鳥居の隣り(正面を向いて右手))(2015年6月10日)


今度は、大鳥居の向かって左手にある「ことまち横丁」。

ことまち横丁では、帰りにうどんを食べてきました。
そしてこの日も、多くの人たちが小國神社へと訪れていました。

陽気が暑かったこともあってか、かき氷を食べている人たちの姿が目立ちました。
定番のイチゴに、色々な種類のかき氷がありました。
なかには、トマトのかき氷も。

(参考Webページ)ことまち横丁 -遠州小國神社の新名所(静岡県森町)http://www.kotomachi.com/
小國神社のことまち横丁(大鳥居の向かって左手)(2015年6月10日)


こちらの風景は、別の日の「ことまち横丁」です。

この日は朝早く参拝に訪れたため、お店がまだ開店前でした。
小國神社にて、開店前のことまち横丁(2016年4月5日)


一宮花菖蒲園開催時期の「ことまち横丁」は、いつにも増して(椅子に座りきらないほど)たくさんの人たちが訪れ、ワイワイガヤガヤと活気ある風景でした。
小國神社の鳥居に刻まれた「ことまち横丁」の文字(2015年6月10日)

そして、大鳥居をくぐると参道脇に背丈(せたけ)の高い木々が立ち並んでいます。

たくさんの巨木に囲まれた緑豊かな環境です。
小國神社の大鳥居をくぐると参道脇に背丈(せたけ)の高い木々が立ち並んでいます(2015年6月10日)


拝殿へと続いている一直線に伸びた参道を歩いていると、
小國神社の拝殿へと続いている一直線に伸びている参道(2015年6月10日)

鯉が優雅に泳いでいる池があり、その奥には、お社(やしろ)が鎮座しています。

この光景一瞬風情ある感じに映りました。
そこで思わず携帯にバシッと一枚。
小國神社の「ことまち池」(2015年6月10日)


参拝をし願い事が叶うと池に鯉を放ったと云われ、そのことから「ことまち池」といわれています。
また、イボが取れたという言い伝えから別名「いぼとり池」とも呼ばれています。
(現地説明板より)
小國神社にて、イボが取れたという言い伝えから別名「いぼとり池」とも呼ばれています(2015年6月10日)


さらに拝殿方向へと向かって参道を歩いていると、参道脇に「縁結びの御神木(ごしんぼく)」の看板発見です。

では、向かってみましょう。
小國神社での看板(縁結びの御神木(ごしんぼく))(2015年6月10日)

こちらが、縁結びの御神木「ひょうの木」です。

その樹齢は、700年~800年と云われます。

御神木を眺めてみると、2人が仲良く寄り添っている様に見えます。
わかりますでしょうか?
幹が二つに分かれているところ、左の男子に右の女子が、仲良く寄り添っている感じ。

それから「ひょうの木」の「ひょう」とは?
(ざっくりとしたご説明ですが)

「葉についた虫がその葉を肥大させて虫こぶができ」
 ↓
「虫の出口として穴が空くと」
 ↓
「風が吹いたとき「ヒョウ」と音がすることから」
 ↓
「ひょうの木」とか「ひょんの木」と呼ばれています。

ちなみに、「ひょうの木」とは「柞(イスノキ)」という木の別名です。
小國神社での縁結びの御神木「ひょうの木」(2015年6月10日)


御神木からこぼれる太陽の日差し。しばらく感じています。
(御神木と聞いただけで、厳かな気分に浸っている自分がいました)
小國神社にて、御神木からこぼれる太陽の日差し(2015年6月10日)

場面は変わります。
(先ほどの参道に戻っています)

そして(大鳥居から拝殿へと続く参道脇にある)「大杉」の根株です。

どっしりと構えた厳かな雰囲気ある根株です。
小國神社にて、大杉の様子(2015年6月10日)


こちらの大杉は「樹齢千年余り、古くより願掛け杉(福寿杉)」と伝えられます。
(重量約11,600kg、周囲約9m)
小國神社にて、大杉は「樹齢千年余り、古くより願掛け杉(福寿杉)」と伝えられます(2015年6月10日)


御神木として丁重に据え置かれているこちらの根株ですが、昭和47年の台風により倒れてしまった為、こちらに奉安されたとのことです。
小國神社での根株(2015年6月10日)


ちなみに、小國神社の御祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)。「だいこくさま」とも呼ばれます。
小國神社の御祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)、「だいこくさま」とも呼ばれます(2015年11月27日)


そして、 小國神社の拝殿へと到着です。

この少し前には、団体さんグループが、列を作って参拝の順番を待っていました。

県内観光名所「小國神社」は、多くの人たちに愛され親しまれている存在です。

そして、拝殿にて心を込めてお参りをしてきました。
小國神社の拝殿(2015年6月10日)

こちらは、石を撫(な)で、松の幹を撫でると「金運、良縁に恵まれる」と伝わる「願掛け松(待つ)」と「金銀石(きんぎんせき)」。

場所は、小國神社拝殿南側にて、ご祈祷の受付やお守りなどが売られている祈祷受付所及神札授与所の前辺りです。 小國神社境内にて、石を撫(な)で、松の幹を撫でると「金運、良縁に恵まれる」と伝わる「願掛け松(待つ)」と「金銀石(きんぎんせき)」(2015年11月27日)


松の両脇にあるのが「金銀石」です。

金運石、並石、引寄石、夫婦石とも云われる 「金銀石」は、小國神社のパワースポットとして知られている存在です。

そこで、松と石に願いを託し、心を込めて撫でて来ました。小國神社境内にて、松の両脇にある「金銀石」(2015年11月27日)


 古老の伝えによれば御祭神大己貴命(大國主命)が遠江の国造りをされ此の地に留まりて、諸業を教え給う中に金銀の印として此の石を授けたと云われ以来諸民此を金銀石と称し、松を願掛け松(待つ)という。

 石を撫で松の幹を撫でれば金運や良縁に恵まれるという。

(以上、現地説明板より)

良縁と金運のパワースポット、「願掛け松(待つ)」と「金銀石」、お近くにお越しの際にはぜひ一度、撫でて見てください。

「どうか良いことが起こります様に」小國神社境内にて、古老の伝えによれば御祭神大己貴命(大國主命)が遠江の国造りをされ此の地に留まりて、諸業を教え給う中に金銀の印として此の石を授けたと云われ以来諸民此を金銀石と称し、松を願掛け松(待つ)という(2015年11月27日)


そして、ズラリと並んだおみくじ箱の数々。
小國神社のおみくじ箱の数々(2015年11月27日)


遠江国一宮と呼ばれている「小国神社」ですが、遠江国には一宮がもう一社あります。
それは、静岡県掛川市八坂に鎮座している事任八幡宮(ことのままはちまんぐう)です。

神社の境内地という神聖な場所でもあります。
節度ある行動をお願いします。